満足度に応じて利用者が価格を決める
いまや定価のない一物多価の時代だが、新しい決済システムとして「あと値決め」が話題になっている。これは、サービスを体験した消費者自らが、その満足度に応じて料金を決めることができるというもの。たとえば、家事代行「ベアーズ」の場合、初回プランでこのシステムが適用され、通常1万620円のサービスを、最低価格6300円に満足度に応じた料金を上乗せすることで利用できる。価格低下のリスクはあるものの、初回利用のハードルを下げることで、新規顧客の獲得につながると期待されている。とくに、利用者の満足度が重視される体験型のサービス提供の場合は効果的だ。
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