拡大する傘シェアリング

「傘を持ち歩かないで済む生活」の提案

2018年に始めた傘のシェアリングサービス「アイカサ」が大手企業の賛同を得て拡大中だ。傘の利用料は24時間以内なら70円。現在、全国240カ所に3000本の傘を設置。2020年中には、1500カ所3万本まで広げる予定だ。2019年には、JR東日本の子会社などからの出資も得た。LINEアプリを利用し、ダイヤルロックが掛けられた傘のQRコードから開錠パスワードをゲット。返却時も返却用QRコートを読み込み、傘置き場に返す仕組み。支払いはLINEペイかクレジットカードで対応。突然の雨でも高いビニル傘を買うことなく、「傘を持ち歩かないで済む生活」の提案として興味深い。


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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。