高所得で消費意欲も高い新インバウンド需要
世界旅行ツーリズム協議会によると、LGBT需要は世界の旅行客の10%超、総旅行支出の約16%を占め、年間支出額は1950億ドルに上る。高所得者が多く、消費意欲が高いLGBTの人々と旅行との相性は非常に良いという。日本でも、ここ数年、LGBTへの関心・理解が高まっており、関連イベントがニュースになったり、テレビタレントが活躍していたりと、LGBTへの親近感が増している感がある。2020年以降のインバウンド市場の有力なフックとして、また、変動しがちな近隣諸国客を補うものとして、LGBT需要のポテンシャルは高い。
0コメント