拡大する新型グランピング

場所を選ばないキャンプ需要

豪華なキャンプ「グランピング」はすっかり定着したが、その舞台をめぐり新しい動きが始まっている。JR東日本は、秘境でのグランピング施設運営を行うスタートアップ企業と連携し、600に及ぶ管内の無人駅を軸とした地域活性化に取り組む。維持コストばかりがかさむ無人駅だが、その非日常感がグランピングにとっては大きな魅力だという。一方、コロナ禍も追い風となり、自宅のベランダで気軽に楽しめる「ベランピング」も人気だ。インスタには2万件以上投稿が並ぶ。楽天市場やニトリでも、小型テーブルやチェアなど関連商品が活況という。都市と自然は意外なサービスでつながれつつある。

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編集工房《Office K》が提供する、Marketing/Mind/Movementのイマとコレカラを読み解くトレンド・クリップ。時代・社会、市場・商品、暮らしや生活意識の大小潮流をご紹介。