2019.01.30 00:53少子化なのにかなり元気! ‘’ ベビー・子供用品“の快進撃子育て世代でなければ馴染みも関心も薄い市場だが、商品開発も活発で新規参入プレーヤ-も増え、右肩上がりの勢いが止まらない。数少ない子どもへの投資熱の余波が、隣接市場を含めた内需拡大に貢献してくれるに違いない。■市場規模は3兆8700億円 国内の出生数が2年連続で100万人割れとなり少子化が本格化する一方、それら子どもをターゲットにしたベビー・子供用品市場は活況を呈している。市場規模は年々拡大し、矢野経調べでは、2017年3兆8700億円と予想。同市場では、これまでアパレル各社の高級路線が定着しているほか、業界大手が安価で高品質のPB商品を投入、さらにイオングループも新たに市場参入するなど、まさに“戦国時代”となっている。■存在感増すPB商品 ベビー・子供...
2019.01.30 00:46「10連休」特需長期型のレジャースタイルが拡大か?今年10月には消費税増税が予定されているが、旅行・レジャー業界は“特需”に期待を寄せている。今年のGWは、新天皇即位で5月1日が祝日になり、4月27日~5月6日まで10連休となる。さらに、年末から2020年初めにかけても最大9連休となる。さらに、9月~11月に開催されるラグビーW杯も大きな商機だ。JTBが発表した2019年の旅行動向見通しでは、日本人の海外旅行人数1910万人、訪日客数3550万人と、いずれも過去最高を予想。国内でも高額ツアーが目白押しで、増税前の駆け込み需要ともあいまって、大型連休ニーズに対応した新レジャースタイルが登場してくるに違いない。
2019.01.30 00:40「中古ユニクロ」という新カテゴリファストファッションの手軽さがセコハン市場を席捲フリマアプリ「メルカリ」でもっとも買われているブランド1位は「ユニクロ」だそうだ。このように、中古市場で普段着の取引が活発になっている。従来は高級ブランド品が中古流通の主役だったが、スマホアプリの登場で、手軽に売り買いできる環境を背景に、普段着の出品が急増しており、売買価格も上昇しているという。流行に左右されず、いつでも着られる手軽さも人気の理由とか。いわゆる古着店でも、これまでのメイン顧客の20~30代に加え、中高年客も増えている。ファストファッションは、中古市場を巻き込んだ「ファストセコハン」市場を形成していくことになる。
2019.01.30 00:36「本の通帳」は読書貯金図書館で借りた本の記録と金額がわかる最近、図書館を利用した記憶がない、という人も多いだろう。図書館の登録者数も横ばい傾向だ。そんな中、大分県杵築市立図書館の試みがユニークだ。同館では、預金通帳型の「読書記録」システムを導入、本を借りると通帳に記録される仕組みだ。外見は銀行の預金通帳とそっくりで、貸出日、本のタイトル、著者名、本の価格が印字される。最大の遊び心は、借りた本の価格、月ごとの合計金額が印字される点だ。「今月の読書量は○○円!」と、まさに貯金をするように読書の履歴が定量的に“見える化”されるわけだ。このような遊心=価値ずらし」の方法は、新ビジネスのヒントにもなるだろう。
2019.01.30 00:32多様化する「デュアラー」フットワーク軽く、気軽に「住遊一体型」生活都心と田舎の両方に生活拠点を持つ動きは以前から注目されてきた。たとえば、富裕層が別荘を持ったり、リタイア後に農家・農地を買うなど。しかし、最近は「デュアラー(2拠点生活者)ともいうべき20~30代のビジネスパーソンやファミリーが増えている。都心から2時間未満の近場中心に、月2~5日の滞在を楽しむ。世帯年収も800万円未満が過半数と決して富裕層ではない。最大の特長は、2軒目の家の購入にはこだわらず、空き家を安く借りたり、シェアハウスを利用したりとフットワーク軽く、田舎生活を楽しむ点だ。アウトドアライフの延長線上に、新たな住遊一体スタイルがある。