2020.12.22 00:40いまや副業も当たり前に ‘’ デュアル価値“でGoTo 2021だ!コロナ禍の“功”の一つが、「あれか、これか」の一択ではない「あれもこれも」というデュアルな価値を社会全体が受け入れ始めたことだ。本業/副業、オフィス/ホーム、都市/田舎、夫/妻など、あらゆる既存価値が揺らぎ始めた2020年だった。■副業ニーズは拡大中 コロナ禍による収入減や雇用不安、テレワークの浸透などを背景に、副業を始める人々が増えている。ワークスイッチコンサルティング社の調査では、現在副業をしている人は10.9%。今後、副業をしたいと思う人は「すぐにでも」、「いずれ」を合わせると64.3%にものぼる。特に、「すぐにでもしたい」と回答した20代は男女とも3割超となっている。■企業側も副業容認でシゲキ導入 一方の企業サイドでも副業容認の流れが強まってい...
2020.12.22 00:34「音声版YouTuber」音でつながる企業と消費者「インスタライブ」など動画ライブ配信が浸透する中、最近では、音声ライブ配信に注目が集まっている。「Spoon」や「stand.fm」といった音声ライブ配信サービスは、顔や部屋などを晒す必要のないことから配信のハードルが低く、より幅広い層が参加できる。また、リスナーとのリアルタイムのコメントのやりとりなど配信者とリスナーの距離が近い点も魅力だという。個人による弾き語りや朗読、雑談、寝落ち配信などが人気で、今後は、タレントや企業の配信も増えると見込まれている。“音声版YouTuber”は企業と消費者との新たなコミュニケーションツールとなるだろう。
2020.12.22 00:28“履くだけで安心”の生理時ショーツナプキン不要の強力な吸水性女性向け下着のD2Cブランド「Bé-A(ベア)」は、クラウドファンディングで、約1カ月半の募集期間に1億円超の支援金を集めた。その主力商品は、優れた吸水性を持つショーツ型下着「ベア シグネチャー ショーツ」だ。一般的なタンポン12本分・約120mlの液体を吸収できる「履くだけで安心」というショーツ。洗濯もできる。これまでの生理用ショーツ(生理用品市場950億円のうちの15億円程度)は、経血の吸水機能を持たず、あくまでもナプキン、タンポンなどの既存品の補助的役割の商品だった。固定化されたに見える市場も発想次第ということ。
2020.12.22 00:21全店100万点販売アプリ三越伊勢丹のリモートショッピングアプリ流通シーンのDXが急速に進む中、大手百貨店も大胆なオンラインシステムを稼働させた。三越伊勢丹は、2020年11月から「三越伊勢丹リモートショッピングアプリ」をスタート。「チャット」と「ビデオ接客」によって顧客に合わせた商品レコメンドを行なうとともに、決済機能も持つワンストップアプリだ。販売員によるバーコード登録により、購入商品URLが顧客に送られ決済できるという仕組みだ。このシステムにより、既存のEC未掲載の商品(12万点)も含め、店頭にある全100万種の商品がオンラインで販売できるようになった。百貨店の生き残る唯一の道なのかもしれない。
2020.12.22 00:17銭湯が救う風呂なし物件消えかけていた都市資源が相乗効果で復活?都心に暮らす若者たちに、“風呂なし物件”が人気だという。築40~50年、6畳とキッチンに押し入れで約20㎡というのが標準的だとか。風呂なし物件は、とにかく破格の家賃の上、風呂掃除の手間も水道代も掛からないことから、若者やあまり家にいないという多忙なワーカーにも歓迎されている。この動きを底支えしてるのが銭湯だ。近所の銭湯やスポーツジムのシャワーを使うスタイルが浸透していることに加え、銭湯側もリニューアルを進めたり、イベントを開催するなど新規客の取り込みに注力。消えかけていた風呂なし物件と銭湯の魅力が再認識され相乗効果を発揮したわぇだ。