2021.05.30 23:44酒飲みはすでにマイノリティ ‘’ゲコノミクス“という新発想酒好きには青天の霹靂だが、毎日の飲酒習慣を持つ人はすでにかなりの少数派だった。世の半数以上は下戸(若年層ほど多数)であり、彼らのノンアル的消費スタイルこそが、次のエコノミーの波をつくっていくらしい。■お酒を飲める者はマイノリティ 非常事態宣言下でストレスフルになっている酒好きな人には重ねてショッキングなデータだが、厚労省「国民健康・栄養調査(令和元年)」によると、「ほとんど飲まない」「やめた」「飲めない」を合わせた55.1%がいわゆる下戸(ゲコ)者だ。逆に、飲酒習慣(週3日以上・1日1合以上)のある者の割合は、20.5%に過ぎず、酒好きはすでにかなりのマイノリティとなっていることがわかる。■ノンアル飲料は続伸中 そのような状況を裏付けるように、2019...
2021.05.30 23:37カジュアルな都市モビリティ徒歩以上kルマ未満のワンマイル移動を支える自動運転EVや空飛ぶタクシーなど話題の大規模インフラの隙間を縫うように、よりカジュアルなパーソナル・モビリティが現実のものとなりつつある。Luup社は2021年4月から、電動キックボードのシェアリングサービスの実証実験を開始。経産省の新事業特例制度を利用し、従来必須なヘルメット無しで乗れるのが普及の追い風となりそうだ。また、WHILL社が手掛ける電動車いすレンタルサービスは月1万4800円の低額。500m以上の歩行が難しいと感じている人は約1000万人と推定される中、有望な移動ツールだ。都市生活者にとって、新たなワンマイル・モビリティが成長しそうだ。
2021.05.30 23:27第三の市場・VRショップVRイベントには著名ブランドも参加VRの世界市場規模(ハードソフト含む)は、2020年に158億1000万ドル(約1兆7000億円)となり、2021年から2028年にかけて年平均成長率18.0%となると予測されている。国内でも、2020年末に開催VRイベント「バーチャルマーケット5」 では、ゲームなどデジタルコンテンツ企業のほか、ウォルト・ディズニー・ジャパンの公式バーチャルショップやビームスの「ビームス原宿」を模したバーチャルショップなど、メーカー、小売り、アパレル、エンタメなど多彩な業種の企業が参加した。VR上のショップは、リアル、ネットに続く第三の市場として、ますます存在感を増している。
2021.05.30 23:24ごみ分別体験ホテルゼロエミッション学習と実体験ができるホテルさまざまな“体験”を売りにする宿泊施設が増えているが、世界に類を見ないホテルが誕生した。徳島県上勝町のゼロ・ウェイストセンター「WHY(ワイ)」は、分別ごみ処理施設や啓発施設、ゼロ・ウェイストアクションホテル「HOTEL WHY」(全4部屋・最大16人)を含む公共複合施設だ。ホテルの宿泊者は、「ごみステーション」で町の取り組みの説明を受けるほか、同町が行うゴミの分別を体験できる。チェックアウトの際、滞在の際に出たゴミを45項目のルールに沿って分別するというもの。伝統文化の体験とは一線を画し、地域が取り組む社会教育と宿泊を結びつけるユニークな試みだ。
2021.05.30 23:20「ペットテック」個体情報やサービス情報を一元管理フェミテックやフィンテックなどIT技術によるトータルなソリューションビジネスが話題となっているが、NECがトライするのは「ペットテック」だ。「waneco(ワネコ)」は、人とペットとの暮らしにおけるさまざまなサービスをIDでつなぐコミュニケーションプラットフォームサービスだ。現在、サービスの社内実証を展開中で、今後5年間で600万頭の登録を目指す。犬や猫の個体情報やサービス・手続きを、一つの「waneco ID」で連携する。たとえば、ペットサロンでの健康状態の気づきを動物病院と共有し治療や飼育アドバイスに活用するなどが想定されている。人間世界の先を行くペットへの手厚いおもてなしだ。