2021.10.28 01:08カプセルトイ市場拡大 ‘’ガチャ活“のワクワクとウハウハついに巨大なテーマパーク的専門店も登場したガチャガチャ界。かつての100均ショップの登場感にも似て、そのコンテンツの多彩さと性年代を問わないお気軽な受容性をベースに、「つい回しちゃうのよね」というワクワク体験感がクセになる。■国内旅行もガチャで決める 以前本紙でもランチをガチャで決める話題を紹介したが、LCCのピーチ・アビエーションは、行き先を選べない「旅くじ」の販売を拡大している。1回5000円で、行き先はカプセルを開けるまでわからない(成田発は国内11路線)。先行した大阪ではサービス開始から約2か月で3000個以上を販売したという。■カプセルトイ市場は約400億円 カプセルトイ市場では現在、大人の女性をターゲットとした第4次ブームが到来している。一...
2021.10.28 01:00「倍速視聴」の時間コスパ観たいシーンだけを観たい自由映画やドラマの動画を早送りで観るスタイルが若年層を中心に拡大している。Netflixは、2019年から試験的に再生速度調整機能を導入し、最速1.5倍視聴も可能だ。クロス・マーケティング社の調査によると、ドラマやニュースなどの動画コンテンツの倍速視聴の「経験あり」は約3割、20代性では54.5%と半数以上にのぼる。サブスク動画配信サービスによって多彩な作品(しかもシリーズ20話など長尺)を前にして、「観たいシーンだけは存分に楽しみ、どうでもよい箇所は飛ばす」スタイルも無理からぬことか。エンタメ界における「時間的コスパ」は大切な知恵なのかもしれない。
2021.10.28 00:50「ペア口座」夫婦やカップルで管理する共有マネー口座ファッションや住宅などでの男女共有は珍しくないが、家計管理を共有する「ペア口座」が話題だ。これは、夫婦や同棲中のカップル同士など、パートナーと二人で使える専用口座。みずほ銀行のペア口座アプリ「Pair」は、二人でアプリをダウンロードし自分用と共有用の口座を登録できる。振込・振替はもちろん、毎日の入出金管理や二人でのチャットで金銭上の連絡も可能だ。また、家計簿アプリ「B/43」(スマートバンク)は、セットになったVisaプリペイドカードに毎月の予算をチャージすれば支払い明細が即座に自動記録される。信頼し合う二人の間にヒミツは無い、というわけだ。
2021.10.28 00:41きみも「座りション」派?トイレ掃除のために尊厳を捨てる男子たち「男子の尊厳」か、「トイレ掃除の合理」か。家庭内で繰り広げられてきた大論争にそろそろ決着がつきそうだ。ライオンが行なった調査によると、自宅のトイレで座って小用を足す「座りション」男性が約6割に達し、ついに過半数を超える結果となった。また、立ちション派の56.8%が、「今後座りションへ変えても良い」とする“転向”派。さらに、物心ついた時から座りションだったという“座りションネイティブ” も11.9%存在すすることがわかった。「尿ハネでトイレを汚さないため」だが、そもそも便器の構造に問題はないのか、とメーカーに問いたい。
2021.10.28 00:38節約デフォルトの時代経済回復に水を差す沁みついた節約意識日本銀行「資金循環統計」によると、家計の金融資産は過去最高の1992兆円(2021年第2四半期)となり、うち現金・預金が1072兆円と半数強。コロナ以前から時代の気分として「あまりお金を使いたくない」志向はあったが、コロナ禍でお金を使いたくても使えない状況が、消費意欲にフタをしたともいえる。注目したいのは人々のインサイトだ。博報堂生活総研の調査では、「お金をかけなくても贅沢な暮らしはできると思う」が66.1%、「節約をしても暮らしの満足度は下がらないと思う」が69.4%も存在する。すでに節約志向はデフォルトな意識となっており、コロナ後も急速な経済回復は期待できないのかも。