2021.11.28 00:39コロナ禍が加速させる ‘’シン・マンション“の進化ぶりコロナ価を契機とした生活空間の見直し機運は、住居の間取りをも激変させている。長く続いた「LDKライフ」から、ワークスペースや「土間」が新設されたり、室内廊下がキッチンやリビングに取り込まれたり、と個性的な進化が止まらない。■LDKから「LWDK」へ マンションデベロッパー各社では、リモートワークやSOHOの普及に対応し、新しい住居形態「LWDK」を提案している。各住戸内に1畳程度のワークスペースを設置したり、狭めの個室をワークルームに改装。また、マンション共用部にテレワークが可能な「コワーキングスペース」を設けるなどの動きが急だ。「LDK」の時代は終わりを告げたのかもしれない。■「土間」のある暮らし コロナ禍に加え、近年のアウトドアブームを受け、...
2021.11.28 00:33結婚式はアットホームで費用や招待客を減らした分、おもてなしを手厚く最新の「結婚トレンド調査」(ゼクシィ)によると、コロナ禍の影響により、挙式、披露宴・ウエディングパーティ総額の平均は292万3000円で、昨年調査から70万円減少。また、招待客人数の平均は42.8人で、昨年の調査から23.5人減少した。一方、一人当たりの料理費用〔飲み物を除く〕の平均は1万6100円で、同500円増加。同様に、一人当たりのギフト費用の平均は6800円で、同900円増加している。演出で心掛けたことでは、「アットホームなムードになること」。心のこもった手厚いおもてなしで、自分たちの幸福度や人生への肯定感も高まったという。
2021.11.28 00:27「治療用アプリ」処方される専用アプリが症状チェックやアドバイス2014年の薬事法改正によって、いわゆるソフトウエアが医療機器として認められ、医師が治療用アプリを患者に処方できるようになった。「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ」は、呼気中の一酸化炭素濃度を測定するCOチェッカーと患者のスマホアプリを連携させる仕組み。患者の状態に合わせてさまざまな指導をアプリに表示する。さらに今後は、大学医学部と共同開発した高血圧治療アプリやアルコール依存症治療アプリ、がん治療アプリなどの上市も予定されている。治療用アプリは数億円程度のコストで開発できるため、多様なプレーヤーの参入が期待できるという。
2021.11.28 00:11「Wサブスク」への進化家電レンタル+食材サブスクの一挙両得猫も杓子もサブスクサービスの昨今だが、知恵を絞った進化形サービスが人気だ。パナソニックは、家電と食材を一緒に届ける新たなサブスクリサービス「foodable(フーダブル)」を開始した。すでに利用者は計画比の3倍を達成したという。10万円を超える最新の高級家電製品のレンタルと、それらの家電に合わせた米やパンなどの食材宅配がセット(月額税込3980円、送料無料)。炊飯器と米のセット、オーブントースターと冷凍パンのセット、ミキサーとオーガニック食材のセット、ホームベーカリーとパンミックスのセットをラインナップ。先行き不透明な家電価値のエクステンションにつながる。
2021.11.28 00:07「小さな生態系」を愛でる水草、コケ、きのこなどを育て観る快感コケや雑草人気は既に紹介したが、水草などを水槽で育てて、その風景を楽しむ「水草レイアウト」が拡がりつつある。2021年11月に開催された 「世界水草レイアウトコンテスト」は今年21回目を迎え、世界の84か国・地域から約2600人の応募があった。また、作り手育成のための2年制「ネイチャーアクアリウム学科」を設ける専門学校も現れた。また、水槽やコップなどの中でコケを育てる「コケリウム」や、きのこを育てる「きのこリウム」など手のひらサイズの世界を楽しむ動きも高まっているという。環境意識の高まりを追い風に、「小さな生態系を身近で楽しむ」という箱庭的嗜好性もあるのだろう。