2021.12.22 00:54オン/オフラインの融合で商う ‘’OMOサービス“の巧妙リテールテックの進化ぶりは目覚ましく、店頭で見てネットで買う、なんて時代はいつの話? リアル店舗とネット/スマホ世界はシームレスとなり融合しつつある。今後のメタバースでの買い物体験の利便性と刺激性が楽しみでならない。■オンラインとオフラインの融合 オンラインとオフラインが融合したOMO(Online Merges with Offline)サービスが話題だ。O2Oやオムニチャネルがオンラインとオフラインの役割とを分けて考え、二つをいかに上手くつなぐかというマーケティング施策であるのに対し、OMOはオンラインとオフラインをつぎめなく融合させ、顧客の利便性や満足度、体験価値を向上させる試みだ。■中国はOMO先進国 たとえば、アリババ集団が運営するスーパー...
2021.12.22 00:32eスポーツ専門の高校夢の実現とゲーム業界への人材供給日本におけるeスポーツ市場は年々成長しており、企業立のスクールや専門学校も活況だが、このほどeスポーツ専門の高等学校が誕生する。NTTe-Sportsは、eスポーツを楽しめる環境を提供し、業界を成長させることを目的に「eスポーツ高等学院」の設立支援と授業運営支援を行なうと発表。2022年4月より渋谷で開校する予定だ。プロゲーマー、ストリーマー、Vtuber、ゲーム実況、プログラマー、ゲームアナリスト、ゲームライター等の育成に向け、プロフェッショナルによる指導を行う。それ以外にも、ゲーム会社への就職や通常の大学進学も可能だ。ユニークなエンタメ人生コースとなるだろう。
2021.12.22 00:28「ライドシェア」市場アプリマッチングで世界市場が急拡大中タクシー業界などからの反発もあり、国内では事実上禁止されている「有償ライドシェア」(いわゆる相乗り)事業だが、海外での市場は年平均20%のスピードで急拡大、2020年時点の世界市場規模は890億5000万ドル(約9兆9000億円)という。現在、アプリなどでマッチングするスタイルが主流となっており、事業者が自らのプラットフォームで一般ドライバーと乗客を仲介し、一般ドライバーが自家用車を用いて有償の運送サービスを提供する。米国のUberやLyft、中国のDiDi(ディディ)などが有力。価格が割安といったメリットの一方で、トラブルや防犯上の不安などのデメリットも今後検討されるだろう。
2021.12.22 00:22「後払い決済」クレカとローンのいいとこ取り支払いを後回しにしたい場合、クレカかローン契約かの2択だったが、両者のいいとこ取りをした「後払い決済」サービスが拡大中だ。口座振替やコンビニ払いでまとめて翌月返済という点はクレカに似ているが、一回一回で都度与信が発生する点はローンに似ている。両者のメリットを兼ね備えた上に、年収や勤務先などを事細かに聞かれないカンタン手続きが若者層を中心に支持されている。2021年度に世界市場規模は1兆円に達するとみられており、国内でもファミリーマートが21年9月から「ファミペイ翌月払い」を開始している。クレカのタッチ決済など決済行動の簡易化はさらに加速する。
2021.12.22 00:19量り売り食品スーパーゼロエミッション理念を支える先端量り売りテック京都市内にオープンした日本初のゼロ・ウェイスト・スーパー「斗々屋」が話題だ。同店では商品の個包装を一切行わず、来店客は容器などを持参し、セルフの量り売りシステムで商品を持ち帰るスタイルを導入している。店内では、ナッツや豆などの乾物からシリアル食品、オイル、しょうゆ、酢などの液体調味料や粉末だし、洗剤、オーガニックワインなど品ぞろえは豊富だ。同店の特長は、よくある理念先行の店舗ではなく、電子はかり器やモーションセンサー、電子棚札、量り売り会計システムなど、多彩な商品の量り売りを実現するための最先端技術が投入されている点だ。