2023.08.31 00:27空前のサウナブーム “サ道でととのう“ための作法マンガやドラマで話題の『サ道』連載開始以来10年、サウナ好きがじわじわと存在感を拡大してきたが、ここにきて関連商品も多様化、一挙にコモディティ化しそうな勢いだ。現代人には、熱風に身を焦がされてまでも“ととのう”環境が必要らしい。■サウナ愛好家人口も復調へ 日本サウナ総研の調査によると、2022年のサウナー人口は1681万人。コロナ前の2800万人超には及ばないものの、ミドル&ヘビー層を中心に復調の兆し。ヘビーサウナーが255万人から287万人、ミドルサウナーが521万人から547万人、ライトサウナーが796万人から845万人といった増加ぶりだ。■サウナツーリズム サウナツーリズムの聖地をめざす登別グランドホテルでは、優しめの80℃設定で熊笹エキスも入っ...
2023.08.31 00:13代替肉から「培養肉」へ畜産の環境負荷を回避するフードテック従来の代替肉は大豆など植物由来だったが、このほど米国では「培養肉」の販売が承認された。培養肉とは、牛や鶏などから採取した細胞を、大型のバイオリアクター(生物反応槽)を使い、3週間ほどかけて増殖させて作る動物性たんぱく質だ。米スタートアップのイート・ジャストは2023年7月からレストランでの提供を始めた。畜産業による温暖化ガス排出の削減や大量の飼料を要する点、「動物の権利(アニマルライツ)」の考え方に対応するための手段として各国の企業が開発を進めている。環境負荷の高い畜産に代わる、究極のフードテックといえるだろう。
2023.08.31 00:09「メノテック」更年期の悩みを解決するテクノロジー 「メノテック」とは、年期や閉経を意味するメノポーズ(menopause)とテクノロジーをかけ合わせた造語で、更年期を快適に過ごすための技術や製品を指す。更年期の女性は、2025年までに世界で約11億人に達すると予測されており、その対策は大きな社会問題にもなっている。腕時計型のウェアラブルデバイス「Embr Wave 2」は、更年期のホットフラッシュを瞬時に緩和できる。手首の内側に密集している「熱受容体」を感知し、デバイスのボタンを押すだけで冷却。温度レベルを細かく調整することも、アプリと連動させ寝ている間のホットフラッシュを予防することもできるという。
2023.08.31 00:06ストレスレスなシャーペン自動で審が出て、いつも尖ったままの書き心地三菱鉛筆の「KURUTOGA DIVE(クルトガ ダイブ)」は、キャップを外せばすぐに字が書け、ノック不要で芯が出るという優れもので、完売続出の秘かな人気文具となっている。“「書く」にのめり込む”をテーマに開発。書き心地に合わせ芯の自動繰り出し量を5段階で調節できる。さらに、自動芯回転機構「クルトガエンジン」を搭載し、書くたびに芯が少しずつ回転することで、芯先がいつもとがった状態をキープしてくれる。デジタル全盛の時代に、シャーペンというアナログ筆記具の機能性を高めることで、“書く”ことの楽しさを思い起こさせてくれるアイテムだ。
2023.08.31 00:02「だめライフ愛好会」東アジアに拡がる若者のダメ連帯「だめライフ愛好会」は、「だめがだめでいられる場所」をコンセプトに、2022年から活動している中央大学発のサークル。現在では全国の大学に波及し、30団体ほどは確認できているという。就職や結婚をせず、モノも買わず、最低限しか働かない生き方をめざす。「自販機小銭拾い」「葉桜を見る会(毎月開催)」などのイベントも開催してきた。同様の若者の動きは、中国の「寝そべり族」や韓国の「ペクス(ニート)連帯」、フィリピンの「タンバイ」(働かない人)など東アジア各国で見られる。どこの国の若者も、就職口がない、非正規卿で低収入、格差拡大など厳しい環境下でもがいている。