2024.06.30 06:54高校生の12人に1人が通う “ 通信制高校 “のポテンシャル画一的・硬直的な高校教育に“NO!”を突き付ける高校生(と親)が全体の8%に上ることもショックだが、逆に考えると、そのような自由闊達な発想とスキルを備えた若者たちが、低迷する日本を再浮上させてくれる原動力となるのかも。■高校生の8%が通信制 文部科学省調べによると、通信制高校に通う生徒数は増え続け、2023年度には約26万5千人と、高校生の12人に1人にのぼる。学校数も289校(公立78校、私立211校)となり、一定時間の対面スクーリングが義務づけられているものの、単位を修得すれば全日制や定時制高校と同様に高校卒業資格を取れる。■先行事例としての「N高/S高」 最大手となる角川ドワンゴ学園が運営する「N高」(2016年・沖縄県うるま市)と「S高」(20...
2024.06.30 06:48「生体認証レジ」指をかざすだけのセルフレジ小売店へのセルフレジの導入が進んでいるが、このたび東武ストアでは、指静脈認証を活用し、指を専用装置にかざすだけでクレジットカード決済やポイント付与、年齢確認が実現できるセルフレジを埼玉県の3店舗に順次導入した。利用者はまず、専用サイトで属性やクレジットカード情報などを事前登録、店舗内カウンターで本人確認と専用装置での指静脈登録を行う。レジでは、決済方法として「指静脈認証」を選択し、指を専用装置にかざすだけ。カードもスマホもいらない、忘れても大丈夫な“ほんとうの手ぶら決済”が日常化していくことになる。
2024.06.30 06:44「第二六本木ヒルズ」港区で拡大定着するヒルズ経済圏森ビルが手掛ける新たな大規模再開発「六本木五丁目プロジェクト」(通称「第二六本木ヒルズ」)が2025年着工となる。再開発エリアは、六本木駅前の六本木五丁目、六丁目周辺で、区域面積は約10.1haと超巨大だ。竣工は2030年度を目指している。主な施設は、約327m(地上地上66階建て、地下8階)の高層ビルやタワーマンション、オフィス、ホテル、店舗、劇場、寺院、学校など多彩だ。港区内では、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、アークヒルズ、麻布台ヒルズが開業しており、第二六本木ヒルズの完成で、“ヒルズ経済圏”はさらに勢いを増す。
2024.06.30 06:40「検索」から「回答」へ次世代のAIアシスタントが始動生成AI一色の昨今だが、米国スタートアップが提供するAIアシスタント「Perplexity AI(パープレキシティ・エーアイ)」が注目を集めている。特長としては、①デフォルトで情報ソースを表示、②「学術論文から」というように検索範囲を絞れる、③最新データを基にした回答が可能、④調べた内容を自動で要約してくれる、など。開発サイドは、「サーチ(検索)エンジン」ではなく、質問に対する“答え”を提示する「アンサー(回答)エンジン」と定義する。また、有料版ではユーザーが求める情報に近づくために、AI側から追加の質問を発してくれる“対話的”機能も備わる。料金は20米ドル/月。
2024.06.30 06:35「ソーシャルアパートメント」一人暮らしと共同生活のいいとこ取りシェアハウス(交流)型賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」(グローバルエージェンツ社)は、首都圏を中心に50棟約3100室を展開。稼働率は驚異の99%。住人は20〜30代前半が7割を占める。一般的ななシェアハウスは10人程度と小規模だが、こちらはマンション一棟を丸ごと運営、60〜80人が共同生活を送るタイプだ。最大の特長は、マンション構造のため、住人は共用部を一度も通らず自室へ行ける点。ゆるくつながりたい、オンとオフをはっきり区別させたいという若年層ニーズに合致したということか。シェアハウスと一人暮らしの“いいとこ取り”が支持されていると言える。