2017.11.30 02:03とくに欲しいモノはない人のための ‘’ガチャ消費“のお任せスタイル「何が出てくるかわからない」からこそ楽しい。ガチャポンの世界は大人を巻き込み拡大中。さらには、「とくに欲しいものはない」=「とくに食べたいメニューはないが腹は減った」という人々の救世主になっているらしい。でも、これはアリかも。■ガチャポン市場規模は277億円 硬貨を入れてダイヤルをガチャガチャ回し、アクリル玉の中のアイテムをゲットする「ガチャポン」は誰もが一度はトライしたことがあるだろう。1977年の登場以来、83年のキン肉マン;フィギュア(キンケシ)や2012年の「コップのフチ子」などで一大ブームとなった。アニメファンだけでなく一般層へも拡大、国内市場規模は277億円(16年度)へ拡大した。今や単なる子どものおもちゃではなく、精巧なアートとして大人や...
2017.11.30 01:58洒落の効いた「忖度弁当」本格化とガジェット化の二極・コンビニ食ファミリーマートは「忖度」をテーマにした和風弁当「忖度御膳」を12月から数量限定で発売する。弁当ラインアップで最高額となる798円で、具材を題材としたメッセージを込めた。「この案件、うまくいくと、めでたい」(金目鯛)、「マメにお会いしたい」(ゴマすり)、「最後にこの思いを香の物に込めました」(そんたくあん)」などなど。弁当に限らず、コンビニ食が本格・本物路線を拡大している中、このような遊び心を活かしたメニューもまた、コンビニならではの策だ。ひとり勝ちのセブンイレブンへのチャレンジャー戦略として、洒落の効いたガジェット的な取り組みには一筋の光明が感じられる。
2017.11.30 01:50靴ひも進化論意外に深刻だった靴ひも問題アスリートやスポーツ愛好家にとっては、靴ひもにまつわる不便・不満は結構深刻なようだ。ナイキは、自動で靴紐が結べる「ナイキ ハイパーアダプト 1.0」を発売 。足を入れると、センサーがかかとをキャッチ、自動的にひもが締まるというもの。脇のボタで、きつくしたりゆるめたりもできる。さらに、「HICKIES2.0」シリーズは、「結ばない靴ひも」が売りだ。熱可塑性エラストマー素材でできているプラスチックゴム製の靴ひもを左右の穴に通すだけで「結ばなくて大丈夫」という優れもの。ハイテク技術によるソリューションだが、そのうち、ボタンを自動で掛けてくれるシャツも出現する?
2017.11.30 01:44昭和歌謡曲ブーム若者を惹きつける昭和のプロの底ヂカラバブル話を売り物にする芸人や「ダンシングヒーロー」(85年)が再ブレイクして話題だが、最近の10-20代では、「春一番」や「シルエット・ロマンス」といった70-80年代の「昭和の歌謡曲」が大人気だ。カラオケボックスでは当時のアイドル曲が唄われ、歌謡バーなどにも若いカップルが目立つようになったらしい。10-20代メンバーを中心に構成された、昭和歌謡のレビュー劇団「虎姫一座」も注目されている。今どきのシンガーソングライターとは異なり、昭和歌謡曲は、「売ること」に特化したプロ集団の仕事。大衆の心をつかむサビのメロディや卓越した歌詞などのパワーは強力。「昭和モノ」は今後も復活しそうだ。
2017.11.30 01:37農住コミュニティ「アグリフッド」都市の利便性と田舎の自然環境を調和させた住空間米国で新しい住環境づくりが話題だ。「アグリカルチュラル・ネイバーフッド(agricultural neighborhoods)」、略して「アグリフッド」 と呼ばれる住コミュニティは、新鮮な野菜や果物、広々としたアウトドア・スペースといった田舎の農村要素と、都会の現代的な住宅の要素(ソーラーパネルやコンポストなど)を調和させた住空間だ。日本でも同様の動きはある。田舎への移住者や都市との二重生活者は増加しつつあるし、都市内でもレンタル農園やベランダ菜園も人気だ。洋の東西を問わず、今後も、自然や農業と共生していく暮らし方への支持は高まっていくだろう。