2018.12.26 03:54Aiデジタルには真似できない ‘’リアル人間力“のぬくもり「OK!Google」「アレクサ!」とスピーカーに呼びかけ全てを代行させる生活がほんとうに豊かなのか?と自問自答する時代。一方で、リアルなヒトの知恵や温かみに支えられたビジネスも存在する。両者のアシアワセな融合を願うばかりだ。■「OK!おばあちゃん」の人間力 GoogleアシスタントやAmazon echoなどスマートスピーカーが次第に生活の真ん中に鎮座しそうな時代だが、生身の“人間力”を生かしたビジネスも元気だ。「OKおばあちゃん」サービスは、知恵も経験も積んだおばあちゃんたちがさまざまな日常の困りごとを解消してくれる便利屋的サービスだ。たとえば、天ぷらの揚げ方や社交ダンスの相手、家族会への同席や育児サポート、独身男性の朝食づくりなど多彩だ。首都圏だ...
2018.12.26 03:48「勉強動画」でモチベMAX孤独な受験生の戦いをサポートする年初になると本格的な受験シーズンだが、長期間モチベーションを維持し続けるのは難しいはず。昨年末からリリースされたのは、受験生の栄養サポートや勉強支援を目的としたサイト「もくもく勉強動画チャンネル」(カロリーメイトの大塚製薬)。ここで注目されているのは、誰かが勉強している姿を延々と流すだけの「勉強動画」。これを観ながら自分も一緒に勉強すると、かなり効果があるという。動画なのだが、画面の向こうで真剣に机に向かう姿がモチベーションを高めるらしい。海外でも話題となっている。孤独な受験生の勉強生活を共有するこの試みは、オフィスでの仕事効率化にも援用できるかもしれない。
2018.12.26 03:40「ネコ家具」ネコノミクスと家具職人とのコラボ「猫に小判」とは、モノの価値の分からない人への皮肉だが、“ネコに家具”という動きはどうなのだろう? 著名な家具産地・福岡県大川市では、猫専用の家具の制作・販売にチャンレンジ、国内外から評判を呼んでいる。ベッドやソファなど人間用の家具を猫のサイズに縮小し、家具職人が木や竹など同じ材料と作業で作る。価格は数万~数十万円と高価だが、国内だけでなく、フランスやベルギー、香港などからも注文があり、生産が追いつかないものもあるという。衣食住遊美などの分野で拡大の一途をたどる“ネコノミクス”は、ついに伝統工芸技術との出会いを果たした。次は、ICTとの融合を狙っているに違いない。
2018.12.26 03:36命名権を売る大学産学協同の新たなカタチ大学と企業の連携といえば、研究助成や寄付講座などを思い浮かべるが、最近では、大学の施設に、企業名をつける「命名権」を導入する例が増加。神戸大学は、情報処理教室を「NTT DATA IT Room」と命名、山形大学の天文台には光学機器メーカーが、大阪大学の情報科学棟食堂には情報ソリューション企業の名が冠せられた。この動きは、厳しい財源不足を補いたい大学と、就活生へのPR効果を期待する企業との思惑が一致したため。これまでの命名権は、ドームやスタジアムなど大規模施設と大企業の専売特許だったが、今後は規模の大小を問わないプロモーション手法となる。
2018.12.26 03:31「子ども手帳」で自己管理子ども世界もPDCAマネジメントの時代デジタルのスケジューラーなどの普及で手帳業界も元気がないが、子ども向けの手帳の人気は上昇中。「子ども手帳」は、子ども自身が勉強やお手伝いなど毎日のやるべきことを書き込み、できたら赤で消し、ポイント精算するという簡単な仕組み。知らず知らずに「計画力」や「実行力」が身につくというわけだ。 この手帳を使うことで、「宿題や塾の勉強を早い時間で済ませるようになった」「お手伝いを積極的にやるようになった」など、子どもの変化を実感する親からの声も多いという。いわゆるPDCAの習慣を幼いうちから実践させ、生活や人生のマネジメント意識を育てる試みだ。