2019.03.28 09:13苦あれば楽あり ‘’リボーン・タウン“の起死回生バブル経済の影響で栄枯盛衰を経験した街や施設、企業は数多い。新しい時代の追い風をうまく捉え、見事に復活した熱海や湯沢町も、空いていることを逆手にアピールする志摩スペイン村も、発想・視点の大きな転換点があったはずだ。■熱海復活のカギは個人客対応 バブル期を挟んだ栄枯盛衰の代表格が熱海だ。バブル崩壊以降、衰退の一途をたどってきた熱海が、近年、街並みやホテルの再開発などによって見事復活を遂げつつある。バブル期の1991年約440万人だった市内宿泊者数は、2011年には約246万人と半減したが、2017年には307万人と緩やかに回復している。往時の団体客仕様から個人旅行者対応をハード/ソフト両面で行ってきたのが功奏、インバウンド客や中高年層はもちろん、特に若者...
2019.03.28 09:08「ドッグマラソン」ペット×マラソンのブーム2乗分の効果?イマドキの暮らしのブームといえば、ペットとマラソン?ともいえる二大ブームを掛け合わせたイベント。2019年3月、千葉市の稲毛海浜公園で開催されたのは、飼い主と愛犬が一緒に走るドッグマラソン。実行委員会形式で、新聞社やペット保険会社が後援・協賛した。「一緒に走ろう、この先もずっと。」を大会テーマに、飼い主とペットの共生環境の向上を訴えるのがねらい。当日は555組の飼い主と愛犬が参加し、日本最大級のドッグマラソンとなった。ファッションや暮らし、健康や美容などの分野でのペット様現象はすでにお馴染みだが、スポーツやレジャー行動までを共体験する時代が到来した。
2019.03.28 09:03精巧なセルフ3Dアバター加工機能で自分そっくりに。動画もスムーズ動画界では「Vtuber」が注目されているが、特別なスキルが無くとも楽しめるアプリ「ZEPET」がすごい。これは、加工ソフト「snow」を開発した会社が手掛けるセルフ・アバター制作アプリだ。自分の顔写真をスマホで撮り、顔認証機能で自分そっくりの3Dアバターができ上る。待ち受け画面など静止画作成はもちろん、動画にすると、アニメキャラのようになめらかに動き、まるで自分の分身がスマホに現れたかのようだという。さらに、服や靴、キャラクターの動き、表情メイクなども自在に手を加えられる。これまでと比べようのないリアルな自分自身がまさに“分身”として動き回るという想定外の事態だ。
2019.03.28 08:58お天気と話題性で変わる広告出稿気象情報×ツイート分析で、最適広告SNSを活用したエリア天気予報は、各地のユーザーからのリアルタイム情報を分析要素のひとつにしているため信頼度は高いわけだ。このほど電通デジタルが開発した「マルチインパクトスイッチャー」は、気象情報とTwitterのツイート情報を常時観測し、タイムリーにデジタル広告出稿に反映できるシステムだ。また、Twitter上で話題化されている情報をもとにしているため、Twitter、Facebook、Instagramといった主要SNSの広告でタイムリーかつエリアを絞って配信することが可能だ。ライブ公演の朝、お昼の天気が怪しければ、参加予定のファンは折りたたみ傘の広告を拝めるわけだ。
2019.03.28 08:52「待てない人たち」で芸術も短縮化公演時間はどんどん短くなっている法則以前は、歌舞伎観劇なら昼食をはさんで4-5時間は覚悟しなければらなかった。多くの伝統芸能も公演時間は長いものと決まっていた。しかし最近では様相が変わってきている。落語の寄席や歌舞伎などの舞台で公演時間を短くする取り組みが目立ってきた。大阪・天満天神繁昌亭では演目を減らし時間短縮を図った。松竹・歌舞伎公演でも数年前から時間短縮を検討している。誰もが多忙な現代ということに加え、スマホの短時間動画やLINEトーク、ちょい呑みやちょい食べに慣れきった「待てない人」にとっては、伝統芸能と言えども、長尺の拘束は苦痛そのものに違いない。