2019.06.29 01:02店舗の未来はどうなる? ‘’マシン化とヒューマン化“の揺らぎ街中の店舗では電子マネー導入に忙しいが、このような先端技術による省人化・効率化ベクトルと、温かみや臨機応変さを重視した“人によるサービス”を売りにするベクトルとが競い合っているのが現状。どちらが優位となるのか興味深い。■コンビニ無人化への実証実験 コンビニ各社は、慢性化する人手不足解決に向けて、店舗オペレーションの無人化や効率化への取り組みを加速させている。ローソンは、深夜時間帯(0時-5時)の無人営業の実験を開始する。顧客は専用アプリをダウンロードし、アプリ上のQRコードで入店。商品タグによるセルフレジで会計を済ませる。ファミリーマートも、画像処理による商品読み込みやディープラーニングを応用した顔認証技術で無人化営業を試みる。■人の手を掛けるミニスー...
2019.06.29 00:56少子化への負のスパイラル続く出生数100万人割れ、出産適齢女性数も減少最新の人口動態統計(厚労省)によると、2018年に生まれた子どもの数(出生数)は91万8397人で過去最低となり、3年連続で100万人割れとなった。これは、団塊世代である1949年生まれ269万人の1/3という数字だ。出生率も、ここ3年は1.4強で横ばいだ。少子化の原因のひとつは、15-49歳の出産適齢期の女性人口が減少していること。2018年は前年比1.4%減の2463万人。また、団塊ジュニア世代も40歳代半ばとなっている。出生率は横ばいでも、母数となる女性数が減っていては出生数は増えない。少子化への負のスパイラルは今後も加速していく。
2019.06.29 00:51「物々交換アプリ」「モノ払い」という新決済システム現金、カード、電子マネーに続く新たな決済スタイルが登場し話題となっている。即時買取アプリ「CASH」(バンク社)では、「モノ払い」という決済サービスを開始した。これまでの「査定・買取り⇒現金化⇒別商品購入」というステップをショートカット、対応ショップでの買い物決済に、同アプリで査定した金額をそのまま充てることができる。お金を介するステップをカットでき、買い物がスムーズに、しかも「物々交換」的な楽しさも味わえる。なお、査定価格と購入価格の差額は、クレジット払いや専用ウォレットへの貯金で調整できる。「物々交換」というプリミティブなショッピングの魅力も捨てがたいもの。
2019.06.29 00:45「災害時に牛丼」のシアワセ非常食としての吉野家牛丼の缶詰味気ない乾パンやアルファ米ではなく、災害時にあっても、おいしい非常食やレシピが求められる時代。このほど、吉野家は牛丼を缶に詰め込んだ非常用保存食「缶飯」を発売した。牛丼、豚丼、牛焼肉丼、豚生姜焼丼、焼塩さば丼、焼鶏丼の6種で、一缶810円(税込)と高額。牛丼の具は店舗の材料と同じだが、ご飯は秋田県産の「金のいぶき」の玄米が使われており、ビタミンEや食物繊維が豊富だという。もともと吉野家は、過去の震災でも炊き出しのキッチンカーを被災地に派遣している実績がある。何かと自然災害の多発する現在、自社商品を軸とした社会貢献策を考えていく必要があるだろう。
2019.06.29 00:41若年世代による日韓新時代両国交流人口は過去最大に日韓関係は最悪の状況が続いているが、草の根レベルでは過去最高となるお互いの訪問客数となった。2019年3月、日本から韓国を訪れた人が約37万5000人と、1965年の国交正常化以来、最高となった。逆に、2018年の訪日韓国人客も過去最多の約750万人に達した。日本では、SNS経由で韓国のファッションや美容、食に関心を持つ10-20代女性が増え、韓国でも数年前から日本旅行ブームが続いており、温泉や自然を求めて各地の地方空港への直行便も人気とか。政治の思惑や不幸な歴史を超えて、新しい世代によるダイレクトな交流が隣国との友好を深めていく。