2020.03.30 00:46テクノロジーによる価値創造 ‘’ X-Tech“ビジネスの沸騰「X-Tech」とは、ある分野・業界がテクノロジーを活用することで生み出される新しい価値や仕組みのことだ。生活者には、急速に進化するICTをうまく活用し使いこなす高いスキルと揺るぎない生活哲学が求められるだろう。■先端技術を活用した「〇〇Tech」 テクノロジーの急速な進化に伴い、生活に関わるさまざまな分野で、ICT技術などが活用される機会が増えている。「Sports-Tech」や「HRTech(人材)」など、特定の業界とテクノロジーが融合して生まれた新しい価値や仕組みを表す「〇〇Tech」という言葉がよく聞かれる。ICTやクラウドなどのテクノロジーが身近になり、低コスト・低リスクで先端技術を活用できることでスタートアップ企業が誕生しやすくなったことが...
2020.03.30 00:41「うちトレ」志向フィットネスジムより自宅トレーニング健康意識の高まりや「筋トレ」ブームを背景に、軽スポーツやフィットネスを行なう生活者も増加する中、フィットネスジム業界に異変が起きている。フィットネスクラブの会員数は頭打ちだという。経産省の統計調査によると、個人会員数は、2019年11月まで12か月連続で前年同月を下回った。その一方で、自宅でトレーニングを行なう傾向が強まっているようだ。2019年のフィットネス器具の売上高が前年の2倍に増えた器具メーカーもあるという。背景には、ジム費用を節約したいという経済的側面と“おひとり様”志向がある。今後も、新型コロナウイルスの影響で 「うちトレ」志向が続伸するだろう。
2020.03.30 00:36生鮮系「Amazon GO」野菜や果物、精肉も扱う無人スーパー登場これまではどちらかといえば、CVS的イメージが強かった「Amazon GO」がエクステンション。シアトルに、野菜や果物、精肉など生鮮食料品を販売する「Amazon Go Grocery」をオープン。床面積は約1万㎡、商品は5000アイテム。もちろん、Amazonアカウントと連携させたスマホアプリで入店する。食料品や生鮮品を袋に詰めて、そのまま退店できるチェックアウトフリーも従来通り。レジ待ちの列が不評だった生鮮品購入の時間を大幅に節約できると好評。10年後には、シャッター商店街が、キャッシュレスの無人店舗商店街に様変わりしていることだろう。
2020.03.30 00:22ウエアラブル空気清浄機花粉やウイルスを撃退するイオン発生カード新型コロナウイルスを効果的に撃退できるかもしれない簡便商品が登場した。「イオニアカード」(Salute.Lab)は、身につけているだけで、花粉やウイルス、PM2.5など身近にあるあらゆる空気トラブルから身を守ってくれるカード型空気清浄器だ。しかも電源不要。カードが発生させているイオンが周囲1.5-2mをバリアし、空気中に漂う花粉やウイルスを吸い込むリスクを下げる。専用アプリが、今いる場所の花粉やウイルスの飛散量を数値化、適切な予防法を通知してくれる。マスクや手洗い、うがいなどの20世紀的予防法から、先端技術を駆使したセルフディフェンスの時代へ。
2020.03.30 00:18常態化する「居酒屋スルー」居酒屋の抱える三重苦忘年会スルー、新年会スルーなど「居酒屋スルー」の動きが若年層を中心に定着しそうだ。居酒屋業界では、このような会社関連のスルー現象による「団体客の減少」を受け、少人数テーブルや個室設置など店舗投資を強いられている。また、このところの若年層・女性層の「アルコール離れ」によって、利幅の大きな酒類が減り、料理の比率が高まっているという。さらに、居酒屋がコミュニケーションの場としてもスマホやSNSの後塵を拝しているのが実情だ。居酒屋の三重苦はしばらく解消する見込みがない。