2024.08.30 00:41働き方改革の多様化 “動的転職/静的退職“のそれぞれ働き方改革やコロナ禍が追い風となって、世代を問わず人材の流動化がますます加速している。転職を経て上昇していく人、第三者の助力を得て退職する人、退職はしないが企業の深淵に身を沈める人。まさに働き方はさまざまに多様に。■世代を問わず高い転職率 マイナビの調査では、2023年の正社員転職率は7.5%で過去最高水準が続いている。20代男女が34.0%ともっとも高いが、2021年以降、20代は減少傾向。逆に、30~50代のミドル世代の比率が高まっており、2023年では、転職者の約半数は30~50代のミドル世代となっている。 ■退職代行サービスが人気 転職のためにはまず現在の会社を退職する必要がある。2022年にサービスを開始した退職代行サービス「モームリ」(アル...
2024.08.30 00:36欧米での軽トラ人気、爆発低燃費・小回り・多積載に円安が拍車 軽トラといえば日本の農村を象徴するクルマだが、近年は米国を中心とした欧米で人気が高まっている。軽トラは日本独自の規格として進化したが、燃費が良く、小回りがきき、モノをたくさん運べるといった点に加え、最近の円安も追い風となった。サーファーや酪農家、ハンターなど購入層も幅広い。米国には同種の車種がなく、中古の軽トラも引く手あまたという。さらに、日本から海外向けに販売される軽トラ関連の純正部品が急増。2024年上半期の取引量は2022年同期比で約10倍になったという。日本でも同様の傾向は高まっており、AT限定の普通免許で運転できる小型トラックも発売されている。
2024.08.30 00:31「リアルなSNS」飾らない、日常伝えるSNSが支持周到に準備した「映える」写真をアップしがちなSNSの風向きが変わってきている。フランス発の写真SNS「BeReal.」は、毎日1回、アプリから通知が届いたら2分以内に写真を撮影してアップせねばならず、普段通りの日常を映すことになる。LINEリサーチの最新の調査では、若者の流行ランキングで総合1位だ。2024年7月にリリースされたSNS「noplace」は、元Twitter初期のようなテキストのみのコミュニケーションで、現状では写真や動画は扱えない。代わりに、ユーザーのプロフィールやステイタス情報を重視する。本来のSNSへの先祖返りと言えるかもしれない。
2024.08.30 00:26「動詞系グルメ」食べる前のひと手間がおいしさ加速 食べるときにちょっとした動作を伴う(誘う)「動詞系グルメ」が話題だ。「むけるグミ」(ダイソー)は、バナナやマンゴーなど果物の可食部をイメージした内側と、皮をイメージした外側の2層でゼラチンの量(固さ)に差を出し、外側の皮をむけるようになっている。ロイヤルパインズホテル浦和(さいたま市)では、「めくるクロワッサン食パン リーヴル」が人気だ。8枚切りの10分の1の厚みで27層重ねた“本”のような食パンで、「ついついめくってしまう」と大好評という。もしかして、人類が木の実や野草の採集生活をしていた頃から刷り込まれた食欲求を刺激している?
2024.08.30 00:22「スリープテック・ホテル」カプセルホテルでヘルスデータ管理NTTデータが運営する「ナインアワーズ」(品川)は、睡眠解析ができるスリープテックホテルだ。全70床のカプセルユニット内に実装しているセンサーから睡眠中のデータを収集・解析をし、利用者(データ提供同意者)には、心拍数やいびき、無呼吸になった回数・時間などが記載された睡眠レポートが渡され、自身の睡眠中の状態がわかる。同社では、一人ひとりに合ったライフスタイルや食の提案を行うパーソナライズ・サービスを拡大、2030年までにヘルスケア関連事業全体で300億円の売り上げを目指すという。先端ヘルステックの恩恵はすぐそばにまで達している。