2019.05.29 00:23続くも辞めるも設定次第 ‘’アレクサ!“な新入社員AIスピーカーは魅力的だが使いこなすのは簡単ではない。今年の新入社員にも、細かな初期設定や過保護な育成、もろもろ環境整備が必要らしい。しかし、本人たちは「ハナから辞めるつもりで入社」。働き方改革では解決しないミスマッチだ。■呼びかけ次第の「AIスピーカータイプ」 産労総合研究所が発表した「2019年度(平成31年度)新入社員のタイプ」は、「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」だそう。浸透しつつあるAIスピーカーのように、潜在的に多機能だが、その機能を十分に発揮させるためには細かい設定や丁寧な育成、別の補助装置(環境整備)が必要といった特徴を持っているという。■手取り足取りお役立ち情報誌も そのような新入社員向けに、森永製菓の「inゼリー」と小学館「小学...
2019.05.29 00:16「生涯未婚率」やめますライフスタイル多様化に合わせ「五十歳時未婚率」に政府は、50歳まで一度も結婚をしたことのない人の割合を示す「生涯未婚率」を、「五十歳時未婚率」に表現を変更した。未婚化・晩婚化といったライフスタイルや結婚観の多様化に用語を合わせた。生涯未婚率は1985年まで男女とも5%未満だったが、2015年には、男性は23.3%、女性も14.06%に大きく上昇している。また、2015年の平均初婚年齢も男性31.1歳、女性29.4歳と右肩上がり。同年の一人暮らし人口も14.5%(1845万人)に達し、これら晩婚・未婚・独居傾向は今後も続伸していくことが確実視され、マーケティング的にも、思わぬ局面に影響が出てくるに違いない。
2019.05.29 00:12コンビニの値引き販売スタート賞味期限迫る商品購入でポイント付与ローソンが先行する形で、コンビニの実質的値引きシステムの検証がスタートした。朝・昼に納品される対象商品にベンダー工場でシールを貼り、自社カード(Pontaなど)会員が夕方以降にその商品を購入すると、100円につき5ポイントが付与される。賞味期限の近づいた商品を手に取りやすくすることで、批判の多かったコンビニの食品廃棄(コストはオーナー負担)に対応する試みだ。食品ロスは世界で約13億トン、日本で643万トン発生していると推計されており、深刻な社会問題となっている。遅きに失した感も強いが、コンビニの企業価値をさらに押し上げるだろう。
2019.05.29 00:04「シェフ交代レストラン」集客のための究極の新規性アピール飲食店メニューの新規性は流行り廃りに直結する要素のひとつだが、最近では、数日から数カ月の単位でシェフが入れ替わるレストランが増えている。「re:Dine(リダイン)GINZA」では、異なるジャンルのシェフ6名をそろえ、客からのアンケートや注文数などからランキング付けし、最下位が3カ月続いたシェフを入れ替える。客は来店するたびに新しい料理に出合える可能性がある。「COOK JAPAN PROJECT」(日本橋)では、約30人の著名な外国人シェフが数日間交代でコース料理を提供する。今後は、日替わりランチメニューならぬ、“日替わりシェフ”が客を呼び込む時代だ。
2019.05.28 23:59「お父さん預かり」サービス妻の買い物中、つかの間の快適サードプレイス?休日に繁華街へ家族や妻とショッピング。しかし、たいていの場合、父(夫)は運転手役か荷物運び担当で、30分もたてば手持無沙汰で身の置き所なし。難波御堂筋ホールは、そんな男性のために「お父さん預かり」サービスを期間限定で開設。200㎡ほどの会議室を使い、ワークスペース、漫画コーナー、フットマッサージ、バランスボールなどか置かれ、Wi-Fiや携帯電話充電器、ドリンクバーや缶ビール販売と至れり尽くせり。利用料金は1時間 500円、フリータイムなら1000円、収容人数は約80人。お父さんファーストに見えて、実はお母さんにもっとも利便性が高い、という裏コンセプトも垣間見える。