2019.07.30 23:25シェアリングエコノミー時代の消費モデル ‘’ SAUSE(ソース)“消費者の心理的動きをキャッチアップするのがマーケティングの基本。現在の消費スタイルは、マスから個へ、所有から使用へ、消費から創費へなど、大きな転換点を迎える中、新た場消費モデルの再定義が進行している。■マスの時代の法則、「AIDA」 ICT技術の進展やスマホの普及によって、シェア経済やC2C経済が日常生活の隅々に浸透してきた現在、消費者行動の基本モデルも変化しつつある。これまでのマスメディア、マス消費時代の王道は、「AIDA(アイダ)」モデルだった。 A…Attention(注意)。広告を見て商品を見る I…Interest(興味)。商品に興味を持つ D…Desire(欲求)。その商品を欲しいと思う A…Action(行...
2019.07.30 23:19「メルカリ婆」が増殖中「生前整理」する60代以上の利用急増メルカリが実施したフリマアプリ実態調査では、これまで20~30代の若者や主婦がけん引してきた市場で、最近では、60代以上の利用者が増加していることが明らかになった。大きな特徴として、「生前整理」「終活」などのキーワードで出品される商品が過去1年間で約2.5倍となっており、利用目的も、「不要品の処分」がトップ。平均資産額や年金額が他世代よりも多いためか、小銭を稼ぐことよりも、フリマアプリを通じ「楽しみ」や「やりがい」を見出し、「社会とのつながり」を重要視。若者と変わらぬデジタルスキルを有するようになったシニア層が、先端ITメディアの担い手ともなりそうだ。
2019.07.30 23:13「サブスク医療」かかりつけ医も定額制にします!?急速な拡がりを見せている定額制(サブスクリプション)だが、ついに医療シーンにまで及びそうだ。厚労省は、患者が自分のかかりつけ医を任意で登録し、診察料を月単位の定額とする制度の検討を開始する。これは、過剰な医療の提供や大病院の安易な利用を抑制し、膨大な医療費の削減につなげるのがねらい。月額は未定のようだがおそらく数千円程度で、かかりつけ医以外の受診には別途費用がかかる。利用者にとっては、気軽に受診できることで定期的な健康チェックや疾病の早期発見が期待できる一方で、医療機関の淘汰も進みそうだ。
2019.07.30 23:09究極のエビデンス、「DNA婚活」互いの相性を「におい遺伝子」で診断性年齢問わず猫も杓子も婚活に邁進してきた平成の世だったが、令和の婚活は「遺伝子」だ。本能的に異性への魅力を嗅覚(におい)を通じて感じ取るとされるDNAの「HLA遺伝子」に着目した婚活サービスが始まっている。国内の大手結婚相談所でも、初の「DNAマッチングコース」を正式スタート。入会金+遺伝子検査料(計10万円)が必要だが、登録者は月間100-200人ペースで増えているという。遺伝子タイプは、自分と「似ていないほど相性がいい」とされ、各異性の自分との相性率が数値で伝えられる。結婚するにも科学的エビデンスが必須な時代だ。
2019.07.30 23:04超早期リタイア、「FIRE」という選択倹約努力と投資スキルで30代リタイア日本では働き方改革への取り組みが熱いが、欧米では、20-30代の超早期リタイアなスタイルが拡大中。「FIRE」(The Financial Independence, Retire Early:経済的に自立した早期リタイア)の動きは、米国発で英国でも実践され始めたという。ただし、この途はとても険しい。働いているうちに、極度の倹約とシビアな投資行動による「貯え」」が必要。一般的に、年間支出額の25倍といわれる。日本では、共働きでケチケチ生活に耐え、一方で資産運用に励み、リタイア時には最低でも7000万円程度は必要か。リタイア後も生活費の安いエリアで暮らす。「自由」の価格はそれなりに高額というわけだ。