2020.02.24 01:35シニアではなく大人 ‘’ポジティブ・アダルト“の台頭「アクティブシニア」が現在70代以上“なのに元気な”シニアを指すワードだとすると、昭和30年代生まれが65歳に達しようとしていく今後、いわゆるシニアは、すべてに「ポジティブ」で、「大人な」価値観を持った人々のことだ。■「大人の女性誌」が絶好調! 雑誌不況と言われる中、勢いづいているのがシニア向け女性誌だ。月刊定期購読誌『ハルメク』(旧『いきいき』は、ターゲットは50歳以上の女性で、現在30万部とライバル誌の1.5倍近い人気だ。社内シンクタンク「生きかた上手研究所」を設置・検討、同誌を「シニア誌」ではなく「大人の女性誌」と定義した。ファッションや髪形、美容など、女性誌の定番テーマを従来よりも積極的に特集に取り入れていくようにしたという。 ■60代の7割が...
2020.02.24 01:31「ワンテーマ・ホテル」が増殖米国でビデオゲーム専用ホテル開業へテーマパーク隣接ホテルから最近のロボット、漫画まで、コンセプチュアルなテーマ型ホテルが増えている。米国では、ビデオゲーム市場を先駆けるAtari社が、「あらゆる年齢のゲーマーに究極の没入型エンターテイメントを提供する」として、ビデオゲームをテーマにしたホテル事業に進出。2020年から米国内で展開をスタートさせる。「Atari Hotels」は,「完全没入型」のバーチャルリアリティと拡張現実(AR)の体験を備え、一部のホテルではeスポーツイベントに対応するための会場やスタジオなども用意するという。ホテルでもユニークな顧客体験の提供が鍵だ。
2020.02.24 01:26中学受験に「午後入試」受験機会増で受験生・学校双方にメリット最近の中学入試では、大学・高校入試にはない「午後入試」という聞き慣れないシステムが拡大中。これは、午後2時頃から始まる試験で、午前の入試のあと、午後に別の入試を実施する仕組み。1日で2回受験できることで、午前は第一志望校、午後は併願校といった効率的な受験機会となっている。受験生にとっては、受験チャンス増となるほか、午前・午後で同じ中学を受験し会場慣れできるといったメリットがある。一方の中学校には、受験料や入学金を得る機会を増やせるという思惑もある。“受験は1日1校”という固定観念を打ち破ることで、試験内容や選抜規準なども変革を迫られるだろう。
2020.02.24 01:22「三無主義」学校学費、時間割、授業無しの課題解決型パリを始め、シリコンバレーやモスクワなど世界各国で展開しているエンジニア養成機関「42」が日本(六本木)に進出、2020年1月に選抜試験が行われ、数千人の応募があったという。同校の最大の特長は、大手企業が協賛することで授業料が無料な点。また、時間割がなく、教師も授業もないこと。さらに、24時間教室は開いているという。基本的な仕組みは、生徒同士が互いに協力しながらカリキュラム(課題)をクリアしていく「問題解決型学習」だ。ネット授業でもよさそうだが、参加者同士のリアルなコミュニケーションを重視している。究極の産学協働で“期待される”エンジニアを創る。
2020.02.24 01:19「LGBTツーリズム」高所得で消費意欲も高い新インバウンド需要世界旅行ツーリズム協議会によると、LGBT需要は世界の旅行客の10%超、総旅行支出の約16%を占め、年間支出額は1950億ドルに上る。高所得者が多く、消費意欲が高いLGBTの人々と旅行との相性は非常に良いという。日本でも、ここ数年、LGBTへの関心・理解が高まっており、関連イベントがニュースになったり、テレビタレントが活躍していたりと、LGBTへの親近感が増している感がある。2020年以降のインバウンド市場の有力なフックとして、また、変動しがちな近隣諸国客を補うものとして、LGBT需要のポテンシャルは高い。