2022.07.30 01:08再び夢は売れるのか? “シン・百貨店“の雄叫び長々期低迷から抜け出せない百貨店だが、ここにきて、反撃ののろし的な動きが注目を集めている。“モノを売らない”、“新たな商品づくり・場づくり”など、生き残りをかけた模索が始まっている。百貨店は再び“セカチュー”になれるのだろうか?■“売らない店”の拡充 百貨店の売上高は1991年の9.7兆円をピークに、最近は6兆円程度で推移、コロナ禍の2020年には4.2兆円までに落ち込んでいる。最近、注目されているのは、ネット通販慣れした若い世代の取り込みをねらう「売らない店」。先行する丸井は、2024年3月期までにテナント構成の60%までを「売らない店」にすると表明している。大丸東京店では、ショールーミングスペース「明日見世」をオープン、高島屋はショールーム型店舗「...
2022.07.30 01:02「保育園留学」という奇策保育児含め家族で短期移住体験北海道の過疎の町・厚沢部町の認定こども園「はぜる」では、2021年11月から「保育園留学」を開始している。内閣府の一時預かり事業を活用し、 未就学児のいる家族が、1~3週間程度町に滞在し大自然に触れながら過ごせる「暮らし体験型保育サービス」だ。参加家族は、町内の短期滞在者用住宅「ちょっと暮らし住宅」で宿泊、Wi-Fi環境も整えられワーケーションも可能だ。さらに、野菜の収穫など食育体験プログラムも組み込まれている。参加者は30~40代の両親と子ども1人のケースが多く、1週間12万円6000円の費用が掛かるが、申し込み・問い合わせが殺到しているという。
2022.07.30 00:58度数が選べる「スマドリバー」アサヒビールが提案する「スマートドリンキング」を体現アサヒビール子会社が2022年6月に開店させた「SUMADORI-BAR SHIBUYA」は、同じドリンクでもアルコール度数を0%、0.5%、3%の中から選べる仕組み。ターゲットはZ世代からミレニアル世代で、お酒を飲めない人でも「飲みに行こう」と訴求している。同社では、体質などでアルコールが飲めない、あるいは飲める量が限られるような「飲めない人」を対象としたマーケティング活動「スマートドリンキング」を提唱しているが、同店はこれを体現したもの。これまで、アルコールを飲めない人はソフトドリンクを頼むしかなかったが、メニューの選択肢が増えることで飲食店での楽しみ方も多彩になるというわけだ。
2022.07.30 00:51「歯も口も、洗ってください」口腔はバスルームで洗い流す時代「お尻も洗ってほしい!」と訴えたウォシュレットは既に生活インフラ化しているが、歯も口もシャワーで洗い流す時代がやってきた。浴槽やシャワーヘッドなどを手がけるサイエンス社は、2022年6月から新シャワーヘッド「ミラブルzero」を発売。この商品の最大の特徴は、リング状の水流で歯の隙間などを洗う機能を追加したこと。お風呂では頭や顔だけにとどまらず、口をゆすいだりしている生活者が多い点に着目、開発を進めたという。「洗顔モード」「頭皮モード」「口腔モード」の3つの水流に切り替え可能で、価格は5円程度と高額だが、すでに10万本超の受注となっている。
2022.07.30 00:45100万円の富裕レジャー気球で宇宙旅行体験や一日城主体験年代を問わず、いわゆる富裕層が増加している中、レジャーのお値段も高額化の傾向だ。岩谷技研がガス(札幌)は、気球を使った宇宙旅行の研究開発を進めている。すでにハムスターを乗せた高度23キロの成層圏への往復試験に成功、2023年度には高高度有人飛翔試験を行う計画だ。バリューマネジメント社(大阪)は、愛媛県の大洲城で“城主”として宿泊できるサービスを開始。利用は2人からで1人1泊55万円。宿泊の間はバトラーやシェフ以外の立ち入りが制限され貸し切り地謡になる。稀有な一度きりの体験だからこそ、費用100万円でも惜しくないと考える富裕層はますます増加?