2023.02.28 03:59知と創造スキルを手中にした “次世代AIの凄さ“を知る私たちは幾何級数的に進化していく社会に生きている。Siriとの珍妙なやりとりを小馬鹿にできた時代は終わり、AIがしでかすであろう脅威と危険に真剣に向き合わなくてはいけない。10年後と想定した未来は実は3年後かもしれないのだ。■史上最速で拡大するアプリ 対話型の言語モデルを採用したAIチャットツール「ChatGPT」(OpenAI社)は、2022年11月30日公開からわずか2か月後の2023年1月に1億人のアクティブユーザー数を記録したという。「TikTok」や「Instagram」よりもはるかに速い。米マイクロソフトがに巨額投資をしており、同社の様々なサービスに組み込まれる可能性も出てきている。■人間同様の文章を生成できる万能ツール ChatGPTは、...
2023.02.28 03:52「無人モデルハウス」営業スタッフの「圧」を避ける非接触型サービスコロナ禍で加速した非接触ニーズが住宅内覧シーンにも拡大した。 Casa robotics社が、北関東で12か所展開している無人モデルハウスは、Web予約して現地に行き、送られてきたワンタイムパスワードを入力して鍵を開けるシステム。ディスプレイ内のアバター・コンシェルジュが簡単な説明をした後は自由に建物の内覧ができる。無人内覧希望率は6~8割に上るという。同社では、以前から遠隔操作型のモデルハウス案内ロボット「ミレルン」も運用しており、省人化に熱心だ。営業スタッフを気にせずのシチュエーションが歓迎されている。店舗から接客スタッフが消える日も近い。
2023.02.28 03:48製薬会社×食ワールド「医食同源」をカタチにする新事業ロート製薬は、「おなかの底から元気になれる」をコンセプトに、おいしく健康的でサステナブルな食事を提案する新ブランド「ロートレシピ」を立ち上げた。複合施設では、飲食エリアや物販エリア、イベントエリアがあり、食事のほかイベントやワークショップなどでコミュニティ創出に貢献したいとする。医食同源の食メニューとしては、旬の野菜や胃腸の元気に役立つ発酵食品を積極的に取り入れ、ハーブ・薬草・スパイスなども活用。ヘルシーなオリジナルデリのほか、パスタやカレー、ハンバーグなどの軽食、ハーブティや野菜ジュース、スイーツなども提供。製薬会社とヘルシーイメージの親和性が試される。
2023.02.28 03:41子どもキャッシュレス時代プリペイド×スマホアプリでリテラシー育成小中学生の頃からマネーリテラシーを教えようという機運も高まり、子ども向けのキャッシュレス決済サービスが続々と登場している。小学生では記名式のSuicaやPASMOなどプリペイドカードが基本となるが、12歳以上ではプリペイドカードやデビッドカードとスマホアプリとの連動が主流となる。「dカードプリペイド」、「manimo」、「シャトルペイ」、「B/43ジュニアカード」なども同様のサービスだ。親もお小遣いを電子マネー・チャージで渡す。子どもが買い物するたびに店舗名や金額などが通知されるため安心というわけだ。子どもたちも、ポイ活にいそしむ多忙な消費生活だ。
2023.02.28 03:37リアル謎解きでまちおこしストーリーへの没入感を楽しむ地域再発見都市エンタメとして定番化した謎解きゲームの市場規模は500万人と言われ、最近ではリアルゲームとして地域へも進出している。「リアル謎解き」は、難問に挑戦しながら観光地や名所などを巡る体験型イベントだ。自治体や企業主催によって全国各地で開催されている。最大の魅力は、参加者本人が主人公や設定キャラクターとなって謎を解いていくという積極的な関与。リアルながらもRPG的で夢中にさせるという。謎解きヒントや地域情報をスマホと連動させたり、ARアプリを採用する事例もある。ポケモンGO的なリアル・バーチャルゲームの進化版として、地域活性化の一助となるだろう。