2023.05.29 23:44もう実装されてますよ、 “ChatGPT生活“の足早数か月前に既報したChatGPTやGoogleBardなどの対話型AIのサービス実装スピードが予想をはるかに上回る。スマホがそうであったように、早晩、進化が止まらないAIは、仕事や暮らしに無くては生きていけないツールになっていく。■専門知識を要する相談事を代替 すでに、顧客問い合わせや商品案内サービスにおけるチャットポットの多くにはChatGPTが実装されている。法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」では、サイト上で相談の質問を入力すると、同社が過去に蓄積してきた125万件以上の法律相談のやり取りのデータをもとにAIが自動的にふさわしい文章を表示する。もう、弁護士要らずの時代なのかもしれない。■先端研究・教育をけん引 AIによる画期的な技術革新が期...
2023.05.29 23:38絵本読み聞かせDXスマホからママの声で寝かしつけ子育て以上に何かと忙しいパパ・ママをサポートするため、ユニークな読み聞かせ体験を提供するアプリ「みいみ」(オトバンク+東京ガス)が話題だ。約100冊の人気絵本や童話を、プロのナレーターによる朗読で楽しめる音声サービスだが、絵本のセリフの一部を自分(パパ・ママ)の声で吹き替えられ、さらにその声をロボットや宇宙人などの声に加工もできるというもの。一部の絵本では表紙を好きな画像に置き換えることもできる。月2回、新作を追加配信し、月額500円のサブスク制。AI進化によってシゴトの本質が問われているように、“親業とは何か”を考えさせられる動きだ。
2023.05.29 23:35「デジタルセラピューティクス」医師が医療行為アプリを処方します日々の医療や健康維持にデジタル技術を役立てる「デジタルヘルス」の分野が続伸中だが、医師が疾患に応じて処方するアプリ「デジタルセラピューティクス」が注目されている。具体的には、病気の予防や治療、健康増進などを目的に医師が患者に対して、スマホやタブレット、VRデバイスなどに搭載する“アプリを処方”し、そのアプリを介して正式・正当な(医薬品医療機器法に基づいた)治療を行う仕組みだ。このDXによって、日常的な患者ウォッチが可能となり、医薬品や医療費の減少にもつながるという。大手製薬会社も参入に乗り出す機運だ。
2023.05.29 23:30都心の「キャンプ練習場」初心者向け、キャンプお試し施設ファッションアイテムや家電、ひいては男女関係までもお試しブーム全盛だが、”初めてのキャンプに気軽に挑戦できる!”をコンセプトにしたキャンプお試し施設が秋葉原高架下にオープンした。何を準備すれば?この道具どう使えば?といった初心者の不安を解消、テント設営や撤収、キャンプギアの取り扱いもスタッフが丁寧にサポート、キャンプ道具もレンタルできる。1泊してしっかり学べる「STAY」PLANのほか、日帰りの「DAY」PLANやキャンプ飯を楽しむ「EAT」PLANも。現地での試行錯誤が楽しいはずのキャンプ体験も、近頃の“失敗したくない”志向には勝てないらしい。
2023.05.29 23:26「半農半X」という生き方農業しながらマイペースに仕事をするシアワセ田舎暮らしや二拠点生活、ノマド生活など、都会離れの動きが拡大しているが、最近では「半農半X」というライフスタイルが人気だ。これは、農業と他の仕事を組み合わせた生き方で、「X」は自分のやりたい仕事。「農」は、いわゆる兼業農家ではなく、自分または家族の分のみを賄う自給自足レベル。基本的に毎日はストレスレスで、生活費や食費も下げられるメリットがある。また、自治体の手厚い補助金を受けられる可能性もあるという(自治体主催の体験ツアーも拡大中)。もちろん、このスタイルに適した仕事は限られるし、収入面などのハードルは高いが魅力的ではある。
2023.05.01 00:30掟破り?画期的? “小売りDX(デラックス)“時代小売りDxが加速し、「オムニチャネル」や「ポチっと買い」が当たり前となりつつある一方で、リアル店舗のアプデも含めた多彩な規模拡大(デラックス化)の取り組みも展開されている。“モノを売る”スタイルはますます多様化していくだろう。■「ビッグコンビニ」構想 セブン&アイ・ホールディングスの中期経営計画で、「新コンセプト店舗」の展開が打ち出された。「SIPストア」(S:セブン-イレブン、I:イトーヨーカ堂、P:パートナーシップの略)は、コンビニとスーパーを組み合わせた大型店舗だ。通常のセブンが約2500品目・40坪に対して、SIPストアは5000品目以上・100~150坪となる。生鮮品や冷凍食品カテを拡充し、チルド商品など「セブンプレミアム」商品にも注力。不採...
2023.05.01 00:22「村ガチャ」で出会う地域観光の新たなエントランスとして観光業で成り立つ白馬村において、地域住民を主役とした「村ガチャ in Hakuba Valley」が2022年5月に誕生。500円玉を入れてガチャを回すと、真っ黒なカプセルに「村民カード」が入っている。村民の顔写真とともに「性格:天然、親しみやすい、さみしがり」といったキャラクター説明や産品・商品の引換券もついている。QRコードを読み取ると、村民の働く飲食店やヨガのインストラクター、美容師など多彩なキャラクターへの連絡先が案内され、旅人の期待感を盛り上げる。村観光のより魅力的なストーリーを提供する人材バンク的な取り組みで、新たな観光への動線となる。
2023.05.01 00:17目的的視聴なテレビネット視聴も多いが、「テレビ好き」な若者近年の若者のテレビ離れを裏付けるデータは多い。 博報堂DYメディアパートナーズが実施する「メディア定点調査」のメディア総接触時間構成比では、テレビが2006年51.3%から2022年32.2%と激減。一方、スマホやPCなどデジタル機器は2022年に計57.2%と過半数を占めるまでに拡大している。しかし、同社の別の調査では「テレビ番組を『とても好き』な人は10~20代が最も多く、33.9%にも達するという。「視聴時間は短いが、好きは多い」というアンビバレンツな状況だが、“ながら見”ではなく、「視たい番組、聴きたいアーティストだけを視る」、目的的視聴スタイルが主流になっていると解せる。
2023.05.01 00:14「ウエルビーイング・オフィス」仕事に集中する空間から、「第二の家」へ品川に本社移転したLIXILのオフィスは、旧オフィスから延床面積を約10分の1に縮小した。同社には約6500人の従業員が在籍しているが、リモートワークが主流となったため(同社の出社率は約8%)、執務席も約500席まで削減した。オフィスを、仕事に集中・専念する場ではなく、従業者間の「コラボレーションを促進する空間」「第二の家」と再定義したという。執務エリアには、集中席やWeb会議ができる個室ブース、アイデア開発を目的としたファミレス席などを配置。「ウェルビーイング経営」が喧伝される中、実際のオフィス空間において具現化した意義は大きい。
2023.05.01 00:08「フィクトセクシュアル」最新セクシャリティは、LGBTQ+FLGBTQへの理解が浸透しつつある中、新たなセクシュアリティに光が当てられている。「現実世界と他次元を繋ぎ、婚姻届の受理と結婚証明書の発行をする非公式機関」である「次元局」では、キャラクターとの結婚証明書を発行している。2020年からサービスを始め、今までに200組以上の「カップル」の結婚証明書を発行したという。キャラクターに恋愛感情を抱く人たちを、日本では「オタク」と一括りにしがちだが、海外ではよりニュートラルな表現の「フィクトセクシュアル」と呼ぶ。架空(フィクション)のキャラクターへ性的に惹かれる、あるいは無性愛な絆を求めるセクシュアリティが注目される。