2024.10.31 23:33安心・納得の支払い法で “幸福度を上げる“消費へむやみなアプリ内課金や実は割高なサブスク、巧妙・複雑なローンなど、消費者を手玉に取る商法が蔓延している一方で、リーズナブルかつ安心な仕組みを提供し、顧客幸福度をアップさせるビジネスモデルに注目が集まっている。■商品価格分を積み立て クレジットカードの分割払いは実質借金であり、利息も発生するのだが、ECサービス「Respo(リスポ)」は利息支払い無用だ。毎月の“積立額”を設定し、クレジットカード情報などを登録。自動引き落としにも対応予定だ。合計金額が商品価格に達すると、メーカーから商品が配送される仕組みだ。お小遣いを貯めて欲しいものを買うといった納得感もある。 ■安心感のあるオンクレ オンラインクレーンゲーム「DMMオンクレ」の注目点は、業界初の「ゲット...
2024.10.31 23:27EUの「AI規則」高度AIのリスクをトータルに管理AGI(汎用人工知能)の登場が近づいている現在、AIに対する危機感も高まりを見せている。このほどEUでは、AIに関する世界初のルール提示となる「EU AI規則」を全会一致で可決した。厳しい罰則(制裁金)もあり、EU域外への適用も予定されているため、日本企業にとっても無視できない。内容は、AIのリスクを5段階に分類、段階ごとに規制を定めている。人権侵害、差別・偏見リスクを重視し、センシティブな情報を扱うAIは禁止、ハイリスクなAIにはリスク評価や基準遵守義務を課す。いかに利便性の高いAIといえども、人類の健全な発展を阻害する動きには警戒せざるをえない。
2024.10.31 23:18低アルコール日本酒度数5%で平日飲酒拡大ねらうしらふでいるスタイル、ソバーキュリアス(Sober Curious)や酒量にかかわらず楽しもうというスマートドリンキング(アサヒビール提唱)の浸透で、低アルコール飲料市場は拡大基調にある。低アルの日本酒「アルゴ」(月桂冠)は、アルコール度数5%で、一般的な日本酒のアルコール度数15%程度をかなり下回る。日本酒は「もっとも翌日まで残る」「二日酔いになりやすい」とのネガティブな認識が定着している中、敬遠されている平日の飲用を伸ばし、サワー類やハイボール人気の高い若年層への浸透をもねらう。縮小する酒市場でのパイ争奪戦がさらに激化する。
2024.10.31 23:14「疑似ハグロボット」遠距離恋愛の非言語コミュニケーションを支援金沢工業大学の研究室が、遠距離恋愛支援システムとなる「人型の抱き枕ロボット」を開発。これはペアで用意され、片方を抱きしめるとロボットに内蔵された圧力センサーが感知、もう一方のロボットにデータが送られ抱きしめ返すという仕組み。それ以外にも、スマホアプリを加えることで、パートナーの心拍や体温も再現することが可能という。とかく遠距離恋愛では、コミュニケーションの頻度が低下しかつ文字中心のやりとりになりがちで、お互いの不安感も増す。その解消には、動きや温度などを体感する非言語コミュニケーションが有効だとする。疑似体験の共有は、他の人間関係にも有効?
2024.10.31 23:10「フル尺主義」曲をフェードアウトしないラジオ局ショート動画やショートドラマなど短尺志向が拡大している中、「関西No.1ミュージックステーション」を標榜するFM802(大阪)は長尺主義で健闘、ラジオ聴取率調査でも首位となっている。同局では、音楽フェス形式のイベントを多数開催しており、イベントでのライブ音源を流したりして、「音楽をしっかり聴きたい」というニーズに応えている。また、他のラジオ局では当たり前の、曲のフェードアウトやカットはしない。軽視されがちな「アウトロ」まで確実にすべて流すという「フル尺」原則を堅持している。ラジオ局がハブの役割を果たし、アーティストとファン、リスナーとの音楽コミュニティを活性化している。