2022.01.31 04:48新しい出会いと発見を仕組む ‘’セレンディピティ消費“のワクワク“買いたい物を買う”、“行きたい場所に行く”ではショッピングやエンタメの真の楽しみは得られない。思いもかけなかったモノコトヒトとの出会い(の仕掛け)こそが、生活者の潜在的アンテナを刺激する。予定調和な消費にワクワク感はない。■未知と出会うワクワク感 セレンディピティ(serendipity)とは、いつもとは違う“予想外”のものを発見すること、何かを探しているときに探しているものと別の価値があるものを“偶然”見つけることを指す。博報堂生活総研では分かりやすい例として「福袋」を挙げている。普段より安価に購入できるお得感だけでなく、「普段の自分ならば選ばないかもしれない“未知の商品”と出会うことへのワクワク感を感じ、楽しんでいる」と分析する。■ガチャ旅やお任...
2022.01.31 04:38誰でも参加の「ユニバーサルスポーツ」障害の有無、年齢を問わない参加ハードルの低さ モルックやボッチャなど、健常・身障者あるいは性年齢問わず誰もが気軽に参加できる「ユニバーサルスポーツ」競技の人気が高まっている。モルックは、ボーリングのように並んだ12本の木製のピンめがけて棒を投げ、最初に計50点を獲得すると勝利となる。ボッチャは、東京パラリンピック正式種目でもあり、ジャックボールと呼ばれる白いボールを投げた後、対戦する両者がそれぞれ赤と青の6球を投げ合い、自球をよりジャックに近づけたチーム・個人が勝者となる。これら種目は、体力や特別なスキルを必要としない手軽さで、ある面、頭脳戦の要素も持ち合わせている。参加のハードルがとても低いことに加え、屋内外を問わず楽しむこともできる点も歓迎されてい...
2022.01.31 04:33「Uber ウォーカー」近距離での徒歩デリバリーエリアを拡大 Uber Eatsは、日本での登録店舗数が15万店を超えたと発表。2016年のスタート以来、5年間でサービスエリアの拡大と併せ、約1000倍の登録店を獲得したことになる。また、飲食メニューだけでなく、コンビニやスーパー、専門店の食材、日用品、ペットフードや生花に至るまで幅広い注文が可能になった。さらに、2021年にはデリバリーパートナー向けに徒歩での配達にも対応する「Uber ウォーカー」を全国21都市で試験運用開始。これにより、近距離エリア内のよりきめ細かでスピーディなデリバリーに対応できることになる。
2022.01.31 04:27「押し活」エコノミーアイドルやキャラクターを「応援」する Z世代の間で、自分が愛好するアニメキャラクターやアイドル、声優などを、消費を通じて応援する「推し活」が浸透しつつある。ある調査では、回答者の96.3%が「押しがいる」とし、「2人以上いる」との回答が76.1%となった。別のより大規模調査でも、「推し活」実行者は35.6%。「押し」の対象は、アイドルのほか、インフルエンサーやアニメキャラクターなど対象は多岐にわたる。直近1ヶ月の金額は、約半数が3000円以であり、「1万円以上使いたい」意向者も約3割にのぼる。これまでのコレクション志向のオタク的消費と異なるのは、「押し」対象を「応援」する意識が高いことだ。
2022.01.31 04:24「オートミールごはん」栄養バランスと低糖質がシニアにも受容 クックパッドが発表した「食トレンド大賞2021」は「オートミールごはん」が受賞した。オーツ麦を加工して作られるオートミールは、食物繊維がコメの19倍、タンパク質はコメの2倍以上含まれるのに対し、糖質は少なめだ。また、鉄、カルシウム、ビタミンB1、B2も多く、栄養バランスに優れている。また、電子ンジでご飯のような食感にできる「米化」と呼ばれる調理法もおいしさの秘訣。若い女性に人気のシリアルになじめないシニアでも手軽に食べられる。すでに、日本ケロッグや旭松食品、日清シスコなど食品各社が次々と新商品を投入しており、今後の市場拡大が期待できる。