2025.01.06 01:05ボードゲームに教わる “人生の幸福度 “をアップさせる方法誰もが知る「人生ゲーム」。これまではお金や資産を集めて億万長者を目指すという設定だったが、新発売の「100年人生ゲーム」は、“人生の幸福度”ポイントの多寡を競う。同様に、顧客や従業員の幸福度指数が注目される時代が到来した。■幸福度ポイントを集める 「100年人生ゲーム」は、ルーレットを回しコマを進めるルールは同じだが、集めるのはお金ではなく、幸福を点数化したウェルビーイングポイント(ウェルポ)。例えば「終活で気持ちが楽に、心が自由に。8万ウェルポ得る」「イベントでスタッフから塩対応。1万6000ウェルポ失う」など幸せを集め、100歳の誕生日までに幸福度がもっとも高い人が勝ちというもの。人生100年時代をポジティブに生きていくためには、自他の精神的満足、...
2025.01.06 00:58バイトして勘定払う中華料理店皿洗いやティッシュ配りで10分バイト 人出不足の店舗側と好きな時間で好きなバイトを選びたい若者の利害が一致、単発バイトやすき間バイト・サービスが拡大している。スポットワークサービス「メルカリ ハロ」は、「お金で払えない中華飯店」(新宿)を期間限定でオープン、 料理を食べるために皿洗いなどの「10分間のバイト」をする必要がある。メルカリ ハロは、現在サービス登録者800万人超で、先行するタイミー(登録ワーカー累計900万人)を追う。自社サービスの認知度アップや新規ユーザー獲得をねらい、同店で擬似的にスポットワークを体験してもらうキャンペーンというわけだ。
2025.01.06 00:51クールジャパン市場は11兆円世界で広がる日本文化消費近年のクルージャパン政策も功奏し、世界中で日本文化や日本食が話題となっている。PwCコンサルティングの調査では、これまで4兆7000億円とされてきた日本コンテンツの海外市場規模が、再試算で11兆1000億円程度となる可能性があることがわかった。主要な業界団体が公表している数値の周辺で含まれていない商財市場を特定したほか、さらに市場規模が非公開のものは国内外の関係者へインタビューも実施し推計したという。この市場がそのまま国内に還流するわけではないが、海外でのブームが逆輸入され、国内市場が活性化するという流れも十分に期待できそうだ。
2025.01.06 00:46「シャウエッセン 夜味」「夜に食べる」喫食タイムシフトに成功日本ハムは、「シャウエッセン 夜味」を2024年10月から期間限定発売、初月は販売目標の3倍を超え、好調な売れ行きとなっている。パリッとした食感はそのままに、スパイスを効かせることで夕食需要に合う味付けにしたもの。これまでの既存品の購入者は主に50代以上の主婦層。家族の食卓のおかずとして、“朝と昼”に食べる割合が約8割を占めるろいう。一方、「夜味」は、既存品を30~40代の男性が夕食のおかずとして購入している点に着目、既存品では満たせていなかった顧客ニーズを取り込んだ。事実、カニバリはほとんど起きていないという。難しいタイムシフト・マーケティングの成功例だ。
2025.01.06 00:43新テキスト通話ツール電話のように呼び出し、テキストでやりとり最近の若者はコミュニケーションの大半をLINEやSNSのDMで済ませているようだが、たとえば、LINEは今すぐ物事を伝えたいときには不便だ。アプリ「Jiffcy(ジフシー)」(穴熊社)は、急成長している「テキスト通話アプリ」 で、電話でもLINEでもない新しいコミュニケーションツールだ。相手を電話のように呼び出し、相手が出た途端にテキスト画面に遷移して、まるで話すように“テキスト通話”をするというもの。発信者が入力中のテキスト1文字ずつが、変換前から相手のトーク画面にリアルタイムで表示される。高速フリック入力であればストレスもない。今後はこのようなデジアナ融合の技術が歓迎される。
2025.01.06 00:35自転車サイズで再発見 “ ウォーカブルな街 “の活性化街をクルマ中心から人中心の発想で再構築・再発見することで、多様な交流の場を形成、活性化につなげようという取り組みが盛り上がっている。自転車などシティ系モービルのフットワークを借りつつ、新たな魅力創造に向かう動きに注目だ。■取り組みは全国に拡大中 そもそもはベルギーの首都ブリュッセルなどでの取り組みで、同市はわずか4年で街中全域がウオーカブル都市に大変貌したという。海外での取り組みを受け、国交省でも「まちなかウォーカブル推進プログラム」を提言、国内のウオーカブル推進都市は2024年10月末時点で383都市に上る。 ■日本橋をスマートモービルでめぐる たとえば、八重洲~日本橋エリアでは、新たなモビリティ事業「まちモビ」の運営を開始、次世代スマートモビリティ...
2025.01.06 00:30「ワンターゲット・ビル」子ども向けサービスをワンストップでショッピングやサービスのワンストップ化が歓迎されている中、子どもの教育向け専用施設が出現。2025年をめどに、中野区と横浜市の2か所に、「こどもでぱーと」ビルが開業予定。施設内には、託児所、幼児教室、学童、学習塾、スポーツスクールをはじめとした習い事教室をはじめ、親子カフェ、子どもクリニックなど子育て・教育機能を集積した複合施設で、コンシェルジュが常駐、送迎も行うという。また、子どもが安全に使えるデザインを採用、階段段差の高さを小さくしたり、非常時に避難できる滑り台を設けたり、柱などの角を丸くしたりするなどの配慮も。特定ターゲットの生活をフルカバーする試みだ。
2025.01.06 00:27「栄養強化家電」光を当てるとビタミンDを生成するマジックバランスの取れた栄養摂取など健康意識の高い生活者に朗報。「サンティエ」(KDW社・京都市)は、トースター形状の本体に食品を入れ紫外線を照射することで、食品内でビタミンDを生成するユニークな家電だ。すでにクラウドファンディング応募者に発送を始めており、2025年内に欧米向けに販売を始める計画。人間の皮膚が紫外線を受けビタミンDを生成しており、食品に応用できないかと発想したという。野菜や穀物では難しく、イカや牡蠣など海産物、牛乳やチーズなど乳製品で大きな効果が見られたとのことだ。欲しい栄養成分が手軽に入手できる時代になった。
2025.01.06 00:23「AIスマートリンク」ハンズフリーで自然な対話が可能に腕時計型や眼鏡型などさまざまなウエアエアブル・デバイスが登場している中、シャープと京都芸術大学は共同で、首掛け型の「AIスマートリンク」を開発。これを首に掛ければ、音声によるエッジAIとの自然なコミュニケーションが可能。約100gの軽量で、ハンズフリーで使える。内蔵したマイクとカメラで周囲環境を把握した上で、音声で応答する。たとえば、自転車に乗っている際に、AIが音声で目的地までナビゲート、「ながらスマホ」のリスクを回避できる。また、調理時に利用すれば、両手を空けたまま手順ガイダンスを受けられるというわけだ。まさにバディtとしてのAIの存在感を実感できる。
2025.01.06 00:18「変額保険」人気死亡時保険額が運用実績で増減新NISAをはじめ、個人の投資意識をあおる商品・サービスであふれかえっている中、死亡時などの「もしもの備え」と「資産形成」が一度にできる変額保険の販売が大きく伸びている。この保険は、毎月の保険料の一部を積み立てに回し、株式や債券などの投資信託で運用する。その運用実績によって支払われる金額が大きく変わる仕組みだ。運用がうまく回れば、死亡時などに支払われる保険金は増額される。一方で、もちろん元本割れもあるなど減額リスクもある。このような長期投信はリスクも低いと思われるが、未来における損も得も自己責任ということだ。