2022.12.27 01:21家事分担で争わないで! “家事ロボット“のスゴイ進化すでに掃除ロボットは家族の一員的地位を獲得しているが、一方で、夫婦間の家事分担の争いは先が見えない状況だ。癒しや巧妙な会話機能を超える、優秀な家事ロボットがウチに来てくれたら、との夢想はまもなく現実化しそうだ。■AIoTで進化する家電 家事ロボットと同様の機能を家電に求めようという動きが先行している。シャープは、家の中の様々な家電やIT機器をクラウドにつなぎ人工知能化することで、その家庭独自の日々の使い方を学習して使いやすくなったり、新機能を自動的にクラウドでアップデート、進化していくという「AIoT」の未来像を事業化しつつある。■自律型家事ロボットも実現間近 具体的な家事ロボット開発も進む。ダイソンは「手間のかかる家事やその他の作業を処理できる自律型...
2022.12.27 01:15「イヌパシー」科学で理解するワンちゃんの心理以前、鳴き声を翻訳して飼い犬との会話を図ろうとしたガジェットもあったが、最近では新たなアプローチ技術が話題だ。「イヌパシー・カラー」は、心拍センサーの情報からペットの状態を可視化する技術が搭載された世界初のデバイス。背中のハーネス型デバイスがリアルタイムでLEDで色と光を発し、「リラックス」「ドキドキ」「ハッピー」「興味」「ストレス」 といったメッセージを教えてくれる。また、加速度センサーも内蔵されており、一緒にいない時間の行動ログを自動記録する。それらは専用アプリで常時確認できるという至れり尽くせりだ。
2022.12.27 01:10「ドローンレース」を楽しむ作業させるだけじゃないエンタメ化いまや空撮や配送、玩具といった分野で大活躍のドローンが、エンタメやスポーツ分野にも進出している。国内外で開催されている「ドローンレース」は、操縦士であるレーサーがレーシング・ドローンを定められたコース上を飛行させ周回、そのタイムを競う競技だ。レースの種類も多彩で、サイズ別、チーム・個人戦などのほか、目視・目視外といった区分もある。目視外(FPV=First Person View)レ-スでは、レーサーはFPVゴーグルを装着、ドローンからの映像を見て操作を行う。操縦には、アマチュア無線免許や陸上特殊無線技士免許などが必要だ。旺盛な遊び需要が使い勝手を高度化させていく。
2022.12.27 01:05「東京大学メタバース工学部」産官学民協働で推進するDX人材教育の場このたび発足した「メタバース工学部」は、東京大学大学院工学系研究科・工学部が中心となり、産官学民一体でDX人材の育成を進めようという試み。最新のデジタル技術情報や工学の実践的スキルの獲得を目指す、工学分野における教育の場だ。ジュニア工学教育プログラム(参加無料)やリスキリング工学教育プログラム(法人単位)のほか、工学キャリアに関する総合情報サイトを立ち上げ、女性工学キャリアの情報提供なども手掛ける。東京大学ではこの他にも、東大VRサークルによる「バーチャル東大」(東大本郷キャンパスのバーチャルワールド)もリリースされるなど、VRに積極的だ。
2022.12.27 01:00賢い節約「アルモンデ」家にあるもので済ませる食生活スタイルが浸透中食品・食材の値上げが続く中、家にあるもので済ませることを意味する「アルモンデ」スタイルが拡大中だ。もちろん、無駄なものは買わない買い控えも大きい。スーパーなどで購入した総菜の食卓出現率は低下し、家で手作り調理したメニューが増えているという。また、多くの食材を買わず、栄養価が高く可食範囲が広いブロッコリーやトマトなどに食材を絞り込む傾向も顕著。さらには、安くまとめ買いした食材保存のため、既存の冷蔵庫にプラスして使う「セカンド冷凍庫」や、食材を乾燥させて保存しやすくする「ドライフードメーカー」なども注目されている。家計防衛のための知恵比べはまだまだ続きそうだ。
2022.12.15 01:03半径5km圏を耕す “マイクロモビリティ“の黎明環境問題への対応、MaaSの推進、シェアリング経済の拡大、クルマ離れなどなど、現在の社会・経済課題に対する一つの回答が「マイクロモビリティ」ではないか。交通マナーの点は置くとして、今後の地域経済や暮らしへの影響には注目したい。■急拡大する国内外市場 電動キックボードやシェアサイクルなどの「マイクロモビリティサービス」は、大都市圏を中心に若い層を中心に人気が高まり、新たな移動手段の選択肢として受け入れられつつある。北米市場では2021年の1年間でマイクロモビリティの利用回数は実に1億2800万回、車両数は23万2000台に達している。国内市場も、2025年には電動キックボードのシェアリング市場だけでも約1兆円に上るという試算もあるほど拡大基調にある。■国...
2022.12.15 00:57「エレキソルト」科学の力で減塩ストレスも解消キリンホールディングスは、電気の力で塩味や旨味を増すことができる技術「エレキソルト」を搭載したスプーンとお椀を発表した。塩味を抑えた料理であっても最大1.5倍程度塩味が強く感じられるという。スプーンとお椀に内蔵されたバッテリーで通電しながら食事を摂取すると、食品に含まれる塩味のもとであるナトリウムイオンの動きを電流によってコントロールすることで、舌で感じられる塩味・旨味が強調されるという仕組みだ。図らずも減塩食を摂らねばならない人にとっては、食事中の塩分を一切気にすることなく、満足度の高い食生活を実現できる強い味方となる。
2022.12.15 00:52「ステルス家電」部屋の中で存在感を消すニンジャ家電近年、シンプルで見せるデザインの家電が人気を呼んでいるが、家具と一体化して、一見では存在が分からない家電製品「ステルス家電」が話題だ。「LOOZER SMART TABLE STB135」(ロイヤル)は、一見すると引き出し付きのテーブルだが、実は冷蔵庫なのである。体重計「スマートバスマット」(issin)は、入浴後の濡れた足元を乾かしながら体重を計れる。本体には表示部は無く、体重データはWi-Fi経由で記録される(なのでステルス!)。インテリアとしての高いデザイン性だけでなく、本来の場所以外に自然と進出することもでき、家電としての新たな用途が見出される可能性も高い。
2022.12.15 00:45映像監督不要のAIテキストから映像を自動生成するAIテキストを入力するだけで、そのイメージ映像を即座に出力できるAIが開発されている。米グーグルは、文章を入力するだけで、その通りの動画を生み出せる動画生成AI「Phenaki(フェナキ)」や「Imagen Video」を発表した。前者は長い文章の入力に対応できるし、後者は短い文章にしか対応できないが、より高品質の映像を出力できるという。たとえば、「A teddy bear washing dishes(お皿を洗うテディベア)」といった短い文章から、その語彙や文章のイメージに合った動画を探し出し合成し映像に仕上げるというもの。実際の映像の完成度はまだまだ発展途上とか。
2022.12.15 00:40「コンビニエンスウェア」ファミマが挑む高価格ウエアブランド ファミリーマートは、オリジナル衣料品ブランド「コンビニエンスウェア」から「コンビニエンスダウン」(税込6990円)」を発売。中綿は環境配慮で再生ポリエステル100を使用、全体をポケットに折りたたんでコンパクトに持ち運びできる。ジェンダーレスの2サイズ。コンビニで衣料品を購入するスタイルも定着しつつあるが、競合のユニクロや無印良品より高い価格設定が話題だ。これまでのソックスや撥水パーカーの成功や圧倒的な店舗数を背景に強気の攻めだ。同ブランドのラインナップは拡大しており、Tシャツや機能性インナー、手袋までをそろえる。ドラスチックな業態拡大の取り組みとして興味深い。